こんにちは。藤井美樹です。

最近は雨の日が徐々に多くなってきました。
いよいよ梅雨入り目前ですね。

コロナの緊急事態宣言は明けましたが、梅雨入りで、もうしばらく室内にいることが多くなるかもしれません。

せっかくだったら、おうちの時間を楽しみたいですね。
例えば、しとしと降る雨の音をコーヒー片手に楽しむなんて、素敵じゃないでしょうか。

今日はそんな雨の季節を素敵に彩ってくれる「水の戯れ」という曲をご紹介したいと思います。

クラシックの中で、私の大のお気に入りです♪

 

・ラヴェル「水の戯れ」とは

「クラシックって敷居が高くて苦手・・」
「眠くなる・・・」

て方も多いかもしれません。
大丈夫です。私もそうでした。

しかしこの曲は全然クラシックらしくない曲なのです!

水が踊りながら流れている風景が頭に浮かぶような、もしくは水の音が本当に聞こえるような不思議な曲です。

百聞は一見にしかず。
長い動画ではないので、ぜひ聴いてみてください。

 

いかがでしたでしょうか?
私は聴くたびに、同じ表情を見せずに形をかえていく水の流れが頭に浮かんできます。

よくあるクラシックのような、
「ダダダダーーーーーーン!!」
「ジャジャーーーーーーン!!」
といった急な変化のない、とっても単調なリズムなので落ち着いて聴いていられます。
そして単調なのに、水を表現する音の組み合わせはすごく多彩!

わたしは音楽について素人ですが、本質は変わらないけど常に形を変える水をうまく表現している気がします。

調べてみたら、ピアノの難易度はマックス!
弾くには訓練が必要そうなので、私には難しいかな。

 

・完璧主義でダンディな作曲家「モーリス・ラヴェル」


引用:Wikipedia

 

「こんな綺麗な曲を作曲する人ってどんな人だろう?」
「感情豊かで細やかな女性かな?」

と思って調べてみたら、男性の方でした!

こ、これはイケメンですね・・・。

こんな素敵なオジサマに、こんな素敵な曲を弾かれてしまった日には・・。
わたしを含めて世の女性は堪らないでしょう。

1875に生まれて1937年の62歳で亡くなったフランスの作曲家さんです。
意外にも最近の方だったのですね。

形式的なクラシックを嫌い、とことん独自のスタイルを追求した方だそうです。
そのため、「水の戯れ」を発表した当初は相当酷評され、まったく評価されなかったのだとか。

いつの時代も、名曲は最初評価されないのですね。

なんとこの曲を作曲した当初、ラヴェルは26歳。
若い!

他にも有名な曲を生み出していて、「ボレロ」は誰でも聴いたことがあるのではないでしょうか?

 

 

クラシックって「聴いたことある!」て曲は多くても、誰が作曲したのかとか、作曲家がどんな価値観の人だったのかとかは知らないことが多いと思います。

ラヴェルの曲が気に入った方は、一通り聴いてみてラヴェルに浸る、というのも贅沢かもしれません。

 

・まとめ

いかがでしたでしょうか?

雨の日にすこし大人な気分で、落ち着いた時間を過ごしたい方は、ラヴェルの曲をぜひ試してみてください♪