ダンスなど芸術的なものはセンスがあるかないか。。。
バレエのどのポーズや動きが綺麗で素敵だと思うのか、ジャズのどんな身体の使い方や音の取り方がかっこいいと思うのか。
それを先生や上手い人を見て、自分とどう違うのか手先から足先まで全て同じように真似をしてみる。
ただ回数レッスンを受けてれば上手くなるわけじゃなくて、受ける姿勢はもちろんのこと、どこにこだわるのかのセンスって大事だなぁと最近とくに感じます。
KAZUMI-BOY先生もブログに書いてらっしゃいましたが、自分と先生やまわりと見比べてどこが違うのか『見る』ということ。
私も鏡は欠点を見つけて直すもの、まずは先生を完全コピーをすることから始めなさいと教えてもらいました。
そしてなんで同じようにできないか、自分に足りない部分は何かを研究していきなさいと。
それが筋力なのか、見せ方なのか、基礎なのか、は人によって違うけれど、『見る』ということは大切なんだなと、レッスンを受けていても、教えていても感じます。
やってるつもりでも、客観的に見たら全然先生と同じ動きになってなくて愕然としたり、ダサいと言われてもしょうがない動きを数々披露してきて(笑)
今でも出来ないことなんてたくさんあるし、ダサい動きになることも多々あるけれど
レッスンで気付かされることってたくさんあります。
私は子供の頃バレエあんまり好きじゃなかったし
太ってたし
太ってたし中学生になってから好きになって、太ってるとまず綺麗に見えない、上手く見えないと思いダイエットもしました
宝塚に入ってからはジャズも好きになったけど、これがまたなかなか思うようには踊れなくて…
バレエしかできないから成績も悪くて、研3の試験が終わったあと当時のプロデューサーに
『あなたの同期には(同じ組の)宝塚の中でも5本の指に入る名ダンサーが2人もいるから、ダンスで頑張るのは難しいから他のものを頑張りなさい』
と言われて…
めちゃくちゃ悔しくて負けず嫌いだったので(笑)次の試験でプロデューサーを見返してやるんだ
とそれから外のスタジオにもレッスン行きまくって(笑)
研5の試験終了後…
かなり成績が上がり
プロデューサーにも
『君がダンス好きなのはよくわかった』
と言ってもらえて最高にいい気分でした(笑)
しかも、歌までダンスと同じ順位にあがってラッキー
プロデューサーに、ダンス以外のものをと言われた言葉があったからどっちも頑張れたんだなと、今思うと感謝ですよね
まぁ、そのかわり日舞と演劇はダメでしたが
いい先生方に出会うことができて、たくさんの大切なことを教えてもらってきたんだなって思います。
踊りをやめない限り、勉強し続けていき、センスも磨いていかなければと思う今日この頃(笑)