京都での大千秋楽が終わり、早１週間が経とうとしています・・・・。
もう随分前の事のような、そんな気がします。本当に夢のような世界だった・・・。
再演が初観でしたが、ソンライが２年で再演された事、沢山のソンライファンが待っていた事、それが今回初めて観て分かったような気がします。
正直、私は地球ゴージャスの作品に思い入れがないので（ごめんなさい）五朗さん演出という事だけであまりよくない先入観を抱いてしまう程だけど（すみません）・・・。
と言うのも五朗さん演出作品、あっきー出演の「X-ｄay」や、「VAMP」は正直んんんんん？って感じだったし、好みが分かれる感じだと思います。
しかし、このソンライは脚本家の雪之丞さんが素晴らしくて、五朗さんの演出も良かった！作品全体の完成度が逸品でした。
１回目は、物語を理解するのに必死でしたが、終わった後に、こんなにも劇中歌のメロディーが脳内リピする事って本当に珍しい。足取り軽く無条件にハッピーになれる舞台も珍しい。好みは分かれるかもしれないけど私の中ではいい意味で意表を突かれた作品でした。
長編大作のミュージカルとは真逆のミュージカルだけど、日本オリジナルとして夢いっぱい、魅力いっぱいの作品。
作品のメッセージがとっても良いのでこの先、再演が続いてくれる事を願います。
あっきーのチャーミングな部分が１２０％凝縮されたピーター。こんなに可愛くて愛おしい役は今まであったでしょうかヽ(*´∀｀)ノ
屋良くん演じるエディとの相性も二人の私生活での親友っぷりが作品中にも反映されているのか？観ていて恥ずかしくなるくらい仲良しさんでした(*≧∀≦*)
テレビで良く拝見する武田真治。舞台で観るのは初めてだったけど、ソンライの中ではキーパーソンな役所なので凄く印象深く残っています。声がいいとかはないんだけど（好みの問題）キャラクターを演じきって観客を魅了させる底知れぬパワーを感じました。ニックはやっぱりずっと武田くんにやってもらいたい、そう思わせる俳優さんでした。
マリー演じる、ヒロちゃん。彼女は何といっても、SPEEDのヒロなんだけどね（あたしの印象）あの頃のキーンとした声ではなくて、しっかりオトナな声に変わっていて良かったです。あっきーともM!で夫婦役をやりましたが、今度は三角関係的な？あっきーが想いを寄せるヒロちゃん(//∇//)。片想いで恋は実らない。親友エディに譲るピーターを切なくも情感たっぷり歌い上げた恐竜の歌は何度聴いても泣けてきます。
ジミーのいずみんや、パティのミサさん。この二人の「愛は愚かなもの」は本当に素敵な曲。いずみんには毎回笑わせて頂きました(笑)40代とは思えぬキラッキラな瞳が魅力的でした。あっきーとも「SHIROH」で共演しているし、カテコでは仲良さそうな感じで微笑ましかったです。
今回、再演という事で皆がCD、DVD化希望を東宝さんに熱望していましたが、残念ながらその熱い思いは届きませんでした・゜・(ノД`)・゜・事務所的に難しいんですよね。この厚い壁は今後も突破する事はできないのでしょうが、もしも打開できたなら、ジャニさんも演劇の世界に名が刻まれ後世に残る作品になるのになぁ～といい効果しかないのだと思うけど、事情があるのよね。実際に購入するのも一部のファンだろうし。利益が凄く見込まれる訳ではないし。まぁ、その点においてはモヤモヤが残りますが、生の舞台がずっと息づいてくれる事、再再演へと続いてくれる事を願います。