ロミロミのセラピストをやっている友人との会話。

「わたしたちの仕事って、自分で休みを作らないとなかなか休めないわよね」

「日々の暮らしの中で溜まってくるものがいろいろあるから、それをきちんとクリアリングしないと、いい仕事ができないし、自分自身も辛くなるのよね」

ということで、出かけた先は、”箱根の秘湯”と呼ばれる

「姥子温泉秀明館」

姥子温泉は箱根八湯の一つで、

金太郎が姥に連れられてここで目を治したという伝説があります。

今でも源泉で目を洗う人は多く、

わたしも今日洗ってみたところ、

お湯の中で目を開けると少し沁みるものの、

やった後はスッキリしてとても気持ちよかったです。

夏目漱石の『我輩は猫である』にも

「あの姥子と云うのは山の中の一軒家で、只温泉に這入って飯を食うより外に、どうもこうも仕様のない不便の所さ」

と迷亭先生が語るくだりがありますが、

この不便さは今もあまり変わらないかもしれません。

というのも、箱根でもかなり奥まったところにあり、

ナビで入れても正確な場所が出てこないのです。

建物は大正時代に建てられ、現在のオーナーは５代目だとか。

（写真は秀明館HPからお借りしました。以下同様）

建物は古いですが、中は美しくリノベーションされています。

そして、なによりもお風呂が渋い！

雨が降った翌日は、岩でできた壁面からお湯がドバドバ湧き出ており、自然の力を感じさせてくれます。

かつて姥子温泉一帯は箱根神社の神領であり、

修験道の行場でもありました。

温泉は古くから信仰の対象だったのでしょう。

湯の湧出する大岩にしめ縄が張られています。

神の領域と現世を隔てる結界のよう。

お風呂に入るのが、とても神々しい行為に思えます。

洗い場で体を洗うのは禁止、湯船の中で顔を洗うのも禁止です。

ただひたすら湯にからだを浸すのみ。

まるで瞑想をしているかのような気分です。

加熱も加水もされていないお湯はクリアでかなり熱め。

その分、とても温まります。

入湯だけの利用は15〜16時のみ。

それ以外の時間は部屋を借りることになります。

わたしたちは4時間6,000円の部屋をお借りしました。

飲み物・食べ物は持ち込みできるので、

部屋でゆったり過ごして、何度もお風呂に入れるのがありがたい。

おかげで身も心も洗われる時間を過ごすことができました。

観光地化された箱根にあって、

このような静謐な場所が残されているのは本当にありがたい。

クリアリングには最高の場所です。

今のオーナーは人気の高い温泉「天山」も経営していますが、この「秀明館」は採算度外視なんだとか。

静かな場所をそのままに残してくれたことに感謝です。

♪これからの予定♪

「ホメオパシーお話し会＠アサバアートカフェ」

【日時】５月６日（木）10時〜12時

【会場】「アサバアートカフェ」

【参加費】1000円

【内容】”ホメオパシーはまったくはじめて”という方向けに、ホメオパシーの”最初の一歩”をお話しさせていただきます。

また、参加ご希望の方のご関心に合わせますので、ホメオパシーについて聞いてみたい！という方は経験の有無に関係なく、どうぞお気軽にご参加ください。

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■スカイプ・FaceTime・ZOOMでも受けられます■

・ホメオパシー＆フラワーエッセンスによるカウンセリング（健康相談）

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・ホメオパシー基本レメディ勉強会

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■ステップアップしたい方に■

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■ちょっと気になることを聞いてみたい■

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クリアリングの大切さ/箱根の秘湯に浸かる