一昨日、「アイヌアートフェスティバル」がアサバアートスクエアでありました。

昨年６月に予定されていましたが、台風で２度ほど延期。

それが、一昨日ようやく開催に至り、「三度目の正直」でした。

合わせた両手を胸の前で下ろす仕草をしながら

「イランカラプテ～(あなたの心にそっとふれさせていただきます)」という挨拶から始まりました。

「あなたの心にそっとふれさせていただきます」なんて素敵な言葉ですよね。

第一部では、アイヌの伝統料理「オハウ(鮭汁)」と「昆布団子」を参加者全員で作りました。

作り方の指示は、いっさいなし。

みなで話し合い、協力しながら作っていくのがアイヌ流です。

昆布を揚げる真喜子さん

アイヌの人々は、子どもがコップの水をこぼしても、

「テーブルさんが水を飲みたかったんだね～」

「床さんののどが渇いていたんだね～」

と言うそうです。

なんておおらかなんでしょうね。

このおおらかさ、わたしたちが見失いがちかも。

見習いたいなぁ〜

出来上がったお料理は、必ず神さまにお供えします。

こちらは神さまのお膳

今回は、特別に「カムイノミ(神に捧げる儀式)」をやっていただきました。

自然界に存在するすべてのものに祈りを捧げながら、集った場所と集った人々の安全と平和を祈ります。

お供え物のお酒を口に含むとエカシ(長老)が

「うまいっ！！」と言うのがとってもお茶目でした。

第二部は、ドキュメンタリー映画「アイヌネノアンアイヌ(もっとも人間らしい人間)」を観た後、みなで輪になって「ウコチャランケ」を。

【ウ=互い、コ=目的、チャ=言葉、ランケ=降ろす】自分の思っていることを言葉にして降ろし、皆に聞いてもらうという意味です。

料理を作っているときもそうでしたが、「これが正しい」というのがなく、どんな形でもいいし、何があっても大丈夫！という受け入れ方が基本にあるので、みなさん、とても楽な感じで話していらっしゃいました。

エカシの浦川治造さんも娘の真喜子さんもアイヌとしてつらい思いや不快な経験を数え切れないほどしてきたようです。

でも、それを恨んだり嘆いたりするのでなく、(そういう時期もあったそうですが)自分のアイデンティティーとして受け入れ、愛の力で乗り越えてきたところが素晴らしい。

傲ったり偉ぶったりせず、謙虚で慎ましやか、そしてユーモアを忘れないあり方がとても魅力的かつ人間的でした。

そういう方たちと過ごせた時間は、本当にゆたかでした。

一人でも多くの方にお二人と接して欲しいと願わずにいられません。

春には、第2回目が予定されているので、ご関心のある方はぜひ！

♪これからの予定♪

「ホメオパシー＆フラワーレメディお話会＠Asaba」

【日時】2月21日（金）10〜12時

【会場】アサバアートカフェ

【内容】

「ホメオパシーは聞いたことがあるけれど、よくわからない」

「薬に頼らないで、心身の健康をケアしたい」

という方向けに、薬に頼らない健康管理の方法やホメオパシーやフラワーレメディに関する基本的なお話しをさせていただきます。

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「フラワーレメディ・アドバンス講座」

【日時】1月20日（月）、30日（木）

【会場】自宅

【内容】すでにフラワーエッセンスの基礎を学んだ方が対象です。フラワーエッセンスは内面に働きかけるだけでなく、身体の症状に使うこともできます。この使い方を覚えると、身体の症状がどういう感情に起因しているかを知ることができます。

>>お問い合わせ・お申し込みはこちら>>

■スカイプ・FaceTime・ZOOMでも受けられます■

・ホメオパシー＆フラワーエッセンスによるカウンセリング（健康相談）

・ホメオパシー＆フラワーエッセンスによるマタニティケア

・ホメオパシー＆フラワーエッセンスによるペットケア

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■初めての方に■

・ホメオパシー基本レメディ勉強会

・フラワーエッセンス講座

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■ステップアップしたい方に■

・フラワーエッセンス・アドバンス講座

■ちょっと気になることを聞いてみたい■

・ホメオパシー&フラワーエッセンスお話し会

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見失いがちな「おおらかさ」「ゆたかさ」を生きるアイヌの人々