今日の「英語で一言」は、「電話で失礼いたします。」
本来なら、直接お伺いして伝えるべきところ、「電話で失礼させて頂きます」という意味ですよね。
さあ、あなたなら、どう訳しますか?
Excuse me in telephone. (電話の中で、失礼します。)
はい?って感じですよね。基本的に、「電話で」と言いたいときは、"over the phone"あるいは、 "on the phone" を使います。
はい、ではオススメの表現は?
I hope you don't mind discussing this on the phone.
(この件を、お電話でお話しするのを、ご了解いただけるといいのですが。)
このようにお願いすれば、相手もむげには「イヤ」とは言えないと思いますよ。
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さて、今日も昨日に引き続き、「ホネ」のお話です。
知っておきたい骨の基本
健康な骨を守るために、まずは骨の基本についておさらいしておきましょう。
〇 骨は日々、新しくなっている
古くなった骨を若返らせるために、またカルシウムを体内に供給したり蓄えたりするために、骨はカルシウムを出し入れして、日々生まれ変わっています。
加齢や栄養不足、運動不足は、骨を作ったり、カルシウムを蓄えたりする、この機能を低下させてしまいます。
〇 大切なのは「量」と「質」
骨は主にコラーゲン部分と、その周りに付着したカルシウムなどでできています。
骨は、コラーゲンの量や質が変化すると劣化しやすくなり、カルシウムが付着しにくくなって、弱く脆い骨になってしまいます。
〇 姿勢と身長で、骨の健康チェック
壁にかかと、お尻、背中をつけて立ったとき、後頭部を壁につけられますか?
また、身長が2センチ以上、縮んでいませんか?
どちらかひとつでもあてはまる場合は、骨粗しょう症に要注意。医師に相談するなど、早めに対処しましょう。
骨を強く育てる栄養素「カルシウム」
骨を強く保ち、骨粗しょう症を予防するためには、カルシウムの摂取が重要です。
カルシウムは、1日に700~800mg摂取するのが理想的です。しかし、日本人の成人の平均摂取量は600mgを下回っています。
それでは、どんな食品にカルシウムが多く含まれているのか、見ておきましょう。
魚介類 ・・・ シシャモ、干し海老、しじみ
大豆製品 ・・・ もめん豆腐、納豆
乳製品 ・・・ 牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ
野菜・海藻類 ・・・ 小松菜、乾燥ひじき
さらに、カルシウムの吸収を助ける栄養素には、以下のようなものがあります。
ビタミンD ・・・ サンマ、カレイ、サケ、きくらげ、干し椎茸
ビタミンK ・・・ 小松菜、ブロッコリー、ほうれん草、納豆、鶏もも肉(皮つき)
骨に良い運動とは?
骨のためには「骨にかかる力が大きい運動」がおすすめ。
バレーボールのようにジャンプを繰り返すものや、ウォーキングやジョギングといった、ホネに重力がかかる運動です。
骨に力がかかることで、骨を作る細胞が刺激され、その作用が活発になります。
散歩を習慣にしよう
歩くことで、運動として骨に刺激を与えるほか、日光に当たることで、体内にビタミンDが合成され、骨の健康に役立ちます。
手のひらに1日10~15分ほど日光を当てると、1日に必要なビタミンDをまかなえると言われています。
さあ、あなたもできることから始めて、これからも骨に元気でいてもらいましょう!