兵庫県三木市の幹部慰労会の開催前に、市秘書課が、市発注工事を受注する建設会社社長ら2人の名字を2次会参加予定者欄に記した案内メールを部長らに送ったことに関し、北井信一郎副市長が「秘書課執務室で2人の出席について話をした。それを横で聞いていた職員がメールに名前を記載した」などと市職員倫理審査会(委員長=清水美知子関西国際大教授)に説明していたことが、関係者への取材で分かった。北井副市長は取材に対し「何も言えない。ノーコメント」と話した。(大島光貴、堀内達成)

 

 同審査会は利害関係者との飲食を禁じた市職員倫理条例の施行規則に抵触するかどうか、1月6、16、28日に会議を非公開で開き、調査を終えた。北井副市長の聴取は16日にあり、取材によると、メールの送信は指示したが、2人の名字が書かれていたとは知らなかったという。


 審査会は3日午後4時から県民会館(神戸市中央区)で開く第4回会議(非公開)で結論をまとめ、同6時に記者会見する。



「部長は知らず」



 薮本吉秀市長の呼び掛けで昨年11月18日夜に開いた市幹部慰労会の2次会で、市長、副市長、教育長に加え、理事を含む部長級以上6人が出席し、社長と自治会長も同席した。翌19日未明には、出席していた理事が酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕された。


 市は12月8日の記者会見で、社長らの同席を公表した。「2人の同席を知っていたのは市長と副市長のみ。部長らには知らせておらず、規則抵触の恐れはない」と強調した。12月の市会定例会や、25万円を掛けて1月3日に市内約3万世帯に配った文書でも、同様の主張を続けてきた。



メールが発覚



 ところが、1月下旬、2次会の7日前に、2人の出席を伝える案内メールが各部長らに送られていたことが明らかになった。


 神戸新聞の取材に対し、出席した部長級5人は「気付かなかった」「メールを開かなかった」「覚えていない」などと回答した。松本明紀教育長は「慰労会まではメールを見ておらず、開催後に気付いた」と話した。



市議会も調査



 1月22日にあった市会の議員総会。メール問題などについて6人の議員から質問や意見が飛んだ。「倫理審査会で審議中の内容であり、答えられない」と答弁する井上茂利副市長らに対し、議員らは「なぜ説明できないのか」「12月議会の答弁はうそだったのか」などと迫った。


 正副議長は1月31日、両副市長と会い、倫理審査会の審議内容などについてあらためて説明を求めた。加岳井茂議長によると「審査会には(審査会事務局の)井上副市長も同席させてもらえなかった。審議内容は把握しておらず、公表できない」「非公開の審議であり、議事録も公開しない」などの回答を得るにとどまったという。



 【三木市職員倫理条例】 三木市職員倫理条例 薮本吉秀市長が就任した2006年の市会6月定例会に提案し、継続審査となった。同年9月定例会で一部修正し、可決された。同年10月に施行。施行規則の第3条(禁止行為)で、利害関係者との飲食をはじめ、贈与や接待、ゴルフなどを禁じている。市職員倫理審査会は、同規則が(利害関係者との飲食を認める)国家公務員倫理規程とバランスが取れているかどうかも調査してきた。



嘘の上に嘘を塗り固めてもダメだね。


これで世間が納得できない答えが出るなら市職員倫理審査会もグルだね。


自分名義のメールの確認をしない無能な副市長に、上司からの文章を読まない無能な部下。


そんな奴らが部長?






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