私がフライトをしていた時の話です。
どこ行きのフライトだったかは定かではないのですが。。
その日の機材はB747-400。俗に「ジャンボ」と言われてきた2階建ての飛行機でした。
普段フライトはグループで一緒にフライトします。
でも有休を取っている人がいたり、グループの人数は必要ないくらい小さな飛行機でフライトする時はグループでない方も一緒にフライトします。
その日はグループ外のある先輩と一緒にフライトをし、一緒にビジネスクラスを担当しました。
だいたい私の10歳くらい年上のベテランの先輩でした。
その方は厳しい方で、フライト中結構何度も怒鳴られました。
(もちろん私が悪いのですが・・)
ここではあえて『鬼』と呼ばせて頂きます。
そのため、ずーーーっとビクビクしながらフライトが終わり、到着し、お客様が全員が全員お降りになり、私たちはお客様の忘れものチェックというのをします。
そして下々の者(私たちのこと)は鬼に忘れ物の有無を報告します。
私は担当の座席をくまなく探しましたが忘れ物がなかったので、なかった旨を鬼に報告しようと足を向けたところ・・
ふとみると2階へと続く階段のド真ん中に何かが落ちているじゃないですか。
それを拾い、広げてみると女性ものの下着でした!!
肌色で、胸下から膝くらいまであるしっかりとしたガードルでした。
しかもよく見ると結構使い古した感がたっぷりのガードルです。
なーーーぜこんなものが?????
頭の中
だらけでしたが、基本おちゃらけの私です。
鬼
のご機嫌取りに笑わせようと、報告がてら近づいていきました。
あわよくば、「仕事はイマイチだけど、おもしろい後輩じゃない!」くらい思ってくれればいいなぁ、そんな気持ちでした。
「〇〇さん。お忘れ物チェック終了しました。
私の担当座席には何もなかったんですが、階段のところにこーーんなものが落ちてましたよ!かなり使い古したカンジですよねー!ラクダ色だし!
ってか、長すぎません?
」
なんて、そのガードルをめいっぱい横に伸ばして他の方たちにも見えるように掲げたのです。
その瞬間、
キャァ~~~~~~~~っっっ!!!!
鬼
は目に入らないほどのスピードでそのガードルを私からむしり取り、トイレへと駆け込んで行きました。
・・・・・や、ヤバい。
あれは鬼
のガードルだった・・・・・
怒ってるよー。どうしよー。ちょーーー怒ってるよー・・・
もちろん、こと既に遅し。
そう、私は文字通り【鬼のパンツ】を拾ってしまったのです。
鬼
がなかなかトイレから出てこなかったので、仕方なく鬼が出てくるまでトイレの前で待つことにしました。
私は、取って食われるかなぁ、毛でもむしられるかなぁ、煮られる?焼かれる?もう好きに調理してもらおう。
そう観念していたところ、鬼が出てきました。
「申し訳ありませんでしたっっ!!
」
そう言って深ぶかと謝る私に、バツが悪そうに出て来ました。
そのまま無言でターミナルへと二人で向かったのですが、オフィスに到着する直前、
「・・・誰にもいわないでよね。
」
と低く小さな声で威嚇されたので、私は
「は、はい!
」
と裏返った声で返事をし、ニラミに耐えながら就業のブリーフィングを受けながら、拾ったガードルは広げたり笑いのネタにするまい、と誓いを立てた私でした。
いや、そそそそそその前に鬼のパンツはもう二度と拾いませんっっっ!!
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「あっ、でもアナウンスだなんて訓練でやってないので、何を言ったらいいか分かりませんっっ!!
」


と我に還り、マイクを両手でガッシリと掴んで人生初のアナウンスを始めました。
)などと調子に乗った私。こう続けます。
」
」

