これは私が航空会社で客室乗務員として入社して数か月経った時のことです。
同じグループにちょこっと個性的な同期の子がいました。
その子とのエピソードはとってもたくさんあるのですが、今回はその子との一番初めのエピソードをご紹介します。![]()
そうですねぇ・・・声がとっても高いので、「パー子
」と呼びましょう。
基本的に同じグループのメンバーでフライトをすることになっているので、パー子とはよくフライトをし、もちろん同じホテルに泊まることがとても多かったのです。
パー子はいつも穏やかで優しくておっとりしていて、そして怖がり
な子でした。
夜ひとりでホテルの部屋で寝るのが怖いということで、同期に一緒に寝てくれないかとしょっちゅう頼み込んでいました。
もちろんお部屋はシングルベッドひとつです。
大体断られるので、同期が全滅だったら先輩に頼み、それでもダメだったら怖ぁ~いチーフ
にまで頼み込んで一緒に寝てくれないかと頼み込んでいました。
(あ、もちろん相手は女性だけですよ。
)
今までで一人だけ私の友達でパー子が可哀そうに思えて部屋に泊めてあげた、という子を知っています。![]()
その子によれば、シャワーまで人のを借り、その子のベッドに横になったとたん、パー子はお休み3秒でタカイビキをかいて速攻寝ちゃった・・・・とのことでした。![]()
まぁ、これは余談ですが。
その日は沖縄フライトでした。
沖縄の宿泊するホテルに到着し、鍵をもらい、それぞれの部屋に入りました。
その日もパー子に一緒に寝てくれないかと頼まれたのですが、私は丁重にお断りをしました。
沖縄のそのホテルはよくお化け
が出るから怖くて寝れない、との事でしたが、寝相が悪いからと断りました。
(本当はツタンカーメン
並みに寝相はいいのですが。。。)
部屋に向かうとパー子とは隣同士の部屋でした。
彼女には「お疲れ様
」と声をかけ、私は自分の部屋に入りました。
到着したのはお昼すぎだったので、ちょっと買い物でもしに行こうとサッとシャワーを浴び部屋を出たとたん、
ひぃえっっっ!!!![]()
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思わず叫んでしまいました。
パー子はまだ部屋に入らず、ドア前にうずくまっていたのです!!
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「ど、どうしたの???
」
と聞くと、パー子は
「あ、お化けには塩がいいって聞いたから・・・
」
「え?塩?
」
見ると、アルミホイルに包んで大量の塩
を持ってきていて、パー子の部屋のドアの両脇に盛り塩
をしているではありませんか!!!
「それ、効くの?
」
と聞くと、
「だって、誰も一緒に寝てくれないから・・・
」
「そっか・・。一緒に寝てあげられなくてゴメンね。頑張ってね。何かあったら電話してね。」
と声をかけてパー子を後にしました。![]()
日が暮れてホテルに帰ってきたのですが、となりの部屋の盛り塩がミョーに不気味
で逆に私が寝付けませんでした。
それからしばらく経って、またパー子と沖縄フライトが入りました。![]()
いつものように丁重にお断りをし、部屋に向かいました。
今度はちょっと離れた部屋でした。別れ際、
「今日も塩、盛るの?
」
と聞くと、
「うん。怖いから・・・
」
「そっか。頑張ってね。何かあったら電話してね。」
「うん。ありがとう。
」
また例の如く準備をして買い物に出かけようと部屋を出ると、やはりパー子は部屋の前でうずくまっていた![]()
のでそこを通り過ぎようとした時・・・
ギョッ!!!![]()
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としました!!!
見ると、彼女が盛っていたのは
瓶に入ったごま塩だったのです!!!
「どどどどど、どうしたの???何してるの???![]()
」
と聞くと、
「毎回塩を持っていったらお母さんに自分で買いなさいって言われて・・・
コンビニに買いにいったらお徳用パックしかなくて、ちょうどいいのがコレしかなくて・・・」
←コレ
「ごま塩ってお化けに効くの???![]()
」
「塩が入ってるから効くんじゃないかなぁ?
」
効かないでしょ~~~~!!!
そう思いながらパー子を後にした私でした。![]()
聞くと、パー子には霊感は一切ないとのことでした。![]()
まぁ、ね。人それぞれですからね。
ひとつ言っておきますが、パー子はとってもいい子なんですよ。
ただ、天然なんです。
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