朝4時半起床。
眠い目をこすりながら、キャンディ湖畔の仏歯寺に向かう。
ここキャンディ(Kandy)は世界遺産に認定されたシンハラ王朝最後の都があった古都で、標高300mほどの山の中にある。
ほんとだったら丸一日使ってのんびり歩きたい街だけど、今回はメインの仏歯寺だけ見たら、すぐ移動です。
仏歯寺には、なんと仏陀の歯が奉られているらしい!
紀元前543世紀にインドで仏陀を火葬した際に手に入れた『歯』を、その後4世紀にインドの王子が髪の毛の中に隠してスリランカに持ち込み、アヌラーダプラに奉納。その後、都が移る度に一緒に運ばれ、最後はここキャンディに落ち着いたそうな。
1日3回プージャーと呼ばれる、仏歯の部屋の扉が開けられるお祈りの時間がある。
プージャーのときにはスリランカ中から集まった参拝者で院内は満員で、大変な熱気。
5:30/9:30/18:30の3回のうち、早朝5:30の回は、係がまだ出勤してない為、入場料をうまくいけば払わなくてすむ、という噂を聞き付け(笑)貧乏バックパッカーの私たち、早起きして向かったわけです(罰当たりなので良い子の皆さんは真似しないよーに)
で、実際うまいことやって払わなくてすみまして。
入場料とカメラ持ち込み料3人分でしめてRs.1950、日本円にして約1600円も浮いた~!!( •̀ㅂ•́)و
でも、本来払うべきものなので!!
早朝の回に行く方は、もしとられなかったらラッキー、くらいの気持ちで行って下さい。
早朝なので到着した時はまだ真っ暗。
なのに沢山のスリランカ人で溢れてます。
仏歯のある部屋は2階です。
で、仏歯寺の見学を終えた頃にはすっかり街も朝日で明るくなり、キレイなキャンディの街を見ながら、電車の切符をとるためにキャンディ駅へ。
途中、両替をしにクイーンズホテルに寄りました。高級感漂うコロニアルホテル。
途中、両替をしにクイーンズホテルに寄りました。高級感漂うコロニアルホテル。
日本のお古のバスがいーっぱい走ってました。○○幼稚園、とか××自動車教習所、とか△△の湯、とか(笑)
ポストが可愛らしい(o^^o)
こちらがキャンディの鉄道駅。
今日はこれから更に標高の高いヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)という紅茶畑に囲まれた高原地帯へ電車の旅です。
なんでも世界一美しい車窓からの眺めとも言われてるんだって。
しか~し。
電車の数が極端に少なく、時間が合うものがない(´・_・`)
これじゃ夜までにコロンボに戻れない…。
よし。予定変更!!
それならヌワラエリヤへ行くのはバスにして、ヌワラエリヤからコロンボまでの路線だけ列車に乗ろう。
昨日ゲストハウスの奥さんから得た情報によれば、今日からはバスは通常通りの本数に戻るらしいから、いっぱいあるだろう。
そして、確認のため、バスターミナルへ向かう。スリランカの路線バスは、一応行き先表示はあるものの、大抵がシンハラ語表記で読めない。
でも、運転手が「コロンボコロンボコロンボコロンボコロンボ~!!」的な感じで行き先を早口言葉みたいにエンドレスリピート(笑)で叫んでるので、聞き取れれば非常にわかりやすい(笑)
しばらくバスターミナルを歩いて耳をすましてると喧騒の中から
「…ワラエリヤヌワラエリヤヌワラエリヤ~」
…あった (笑)
次のバスの時刻を聞き、ちょうど良かったので、それに乗ろう、という話でまとまり、
宿に戻って支度を終え、チェックアウトをして、荷物もあるので宿の前でトゥクトゥク捕まえてバスターミナルへ戻ってきた。
無事にさっきのバスの切符を買って乗り込む。キャンディ→ヌワラエリヤ片道1人170Rs(約136円)
席はあらかた埋まってたけど、なんとか3人座れました。そのあと続々と人が乗り込んできて、こんな状態で出発。
こちらがキャンディの鉄道駅。
今日はこれから更に標高の高いヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)という紅茶畑に囲まれた高原地帯へ電車の旅です。
なんでも世界一美しい車窓からの眺めとも言われてるんだって。
しか~し。
電車の数が極端に少なく、時間が合うものがない(´・_・`)
これじゃ夜までにコロンボに戻れない…。
よし。予定変更!!
それならヌワラエリヤへ行くのはバスにして、ヌワラエリヤからコロンボまでの路線だけ列車に乗ろう。
昨日ゲストハウスの奥さんから得た情報によれば、今日からはバスは通常通りの本数に戻るらしいから、いっぱいあるだろう。
そして、確認のため、バスターミナルへ向かう。スリランカの路線バスは、一応行き先表示はあるものの、大抵がシンハラ語表記で読めない。
でも、運転手が「コロンボコロンボコロンボコロンボコロンボ~!!」的な感じで行き先を早口言葉みたいにエンドレスリピート(笑)で叫んでるので、聞き取れれば非常にわかりやすい(笑)
しばらくバスターミナルを歩いて耳をすましてると喧騒の中から
「…ワラエリヤヌワラエリヤヌワラエリヤ~」
…あった (笑)
次のバスの時刻を聞き、ちょうど良かったので、それに乗ろう、という話でまとまり、
宿に戻って支度を終え、チェックアウトをして、荷物もあるので宿の前でトゥクトゥク捕まえてバスターミナルへ戻ってきた。
無事にさっきのバスの切符を買って乗り込む。キャンディ→ヌワラエリヤ片道1人170Rs(約136円)
席はあらかた埋まってたけど、なんとか3人座れました。そのあと続々と人が乗り込んできて、こんな状態で出発。
コロンボ行きの列車に乗り遅れるわけにはいかない。
バスを待つ時間も考えたら、今から40分後にはバスターミナルに戻ってきたい。
…今更だけど、時間がなーい(^^;;
とりあえず駅前で写真を撮ったら、せっかく紅茶の名産地なので、キリテーという伝統的なミルクティーが飲める食堂を探す。商店街を歩いてると、すごい活気。
小さいけど、すごく元気な街だな~と感じました。
よさ気な店を見つけて入る。
キリテーもあるそうだ( ^ω^ )
カレーも頼んでみた。店員さんがみんな気さくで、通るたびに話し掛けてくる(笑)
本場のキリテーは、とても美味しくて大満足。甘くてあったかくて、疲れがとれます。
急いでバスターミナルに戻り、ナーヌオヤ行きのバスに乗り込む。
険しい山道をぐんぐんあがっていけども20分経過しても全く駅に着く気配がない((((;゚Д゚)))))))
列車の発車時刻が5分後に迫ったころ、ようやく駅らしき場所に着く。が、駅舎はまだ眼下に見えるではありませんか…
荷物を二人に預けて、先に切符を買うためにスリランカで初の全力疾走(笑)
ボーっと並んでたおじさんを追い越し(ゴメンね)、無事に切符が買えました*(^o^)/*
いや~、すんごいドタバタだったな~。
まぁこんだけ頑張っても、アジアあるあるで、列車はもちろん定刻には来ず、余裕で10分以上遅れて到着したけどね(´・_・`)
本場のキリテーは、とても美味しくて大満足。甘くてあったかくて、疲れがとれます。
急いでバスターミナルに戻り、ナーヌオヤ行きのバスに乗り込む。
険しい山道をぐんぐんあがっていけども20分経過しても全く駅に着く気配がない((((;゚Д゚)))))))
列車の発車時刻が5分後に迫ったころ、ようやく駅らしき場所に着く。が、駅舎はまだ眼下に見えるではありませんか…
荷物を二人に預けて、先に切符を買うためにスリランカで初の全力疾走(笑)
ボーっと並んでたおじさんを追い越し(ゴメンね)、無事に切符が買えました*(^o^)/*
いや~、すんごいドタバタだったな~。
まぁこんだけ頑張っても、アジアあるあるで、列車はもちろん定刻には来ず、余裕で10分以上遅れて到着したけどね(´・_・`)
ナヌオヤ駅の時刻表。凄いレトロ!
列車待ってる間にホームで仲良くなった現地の親子。
ホームからの景色。
向こう側に茶畑が広がります。
列車来てなければ線路に下りて写真撮ったりできます。
もうすぐ列車が来る?ような雰囲気が。列車待ってる間にホームで仲良くなった現地の親子。
コロンボまでは10時間ほど乗り続ける。
立ちはあまりにもキツいけど、乗らないわけにもいかない(´・_・`)
というわけでしぶしぶ乗り込んで、いざ列車は茶畑に囲まれた緑一面の斜面を走り抜けます。
私はこの、世界一の車窓とも言われる景色を楽しみにしてたので、荷物は友達に見ててもらい、列車の連結部分に一人移動。
キャパ以上に満員なことがほとんどなので、開いた扉部分からは、たいてい人が飛び出してるけど、そのまま走る(笑)
その開きっぱなしの扉から身を乗り出して外の景色が撮りたくて、連結部分まで行くと、現地の男の子の集団がいて、私がカメラ片手に来たからか、外の写真撮りたいのをすぐに察して、いい場所を代わってくれた。足元はこんな感じ。
その開きっぱなしの扉から身を乗り出して外の景色が撮りたくて、連結部分まで行くと、現地の男の子の集団がいて、私がカメラ片手に来たからか、外の写真撮りたいのをすぐに察して、いい場所を代わってくれた。足元はこんな感じ。
身を乗り出して進行方向を見ると…
綺麗な茶畑の風景なのに、はみ出た人たちに笑ってしまう(笑)
連結部分にいた彼らはニゴンボ(Negombo)という空港近くの街に住む仲間同士で、正月休みでヌワラエリヤに遊びにきたそうな。みんな25歳くらいですって。
連結部分にいた彼らはニゴンボ(Negombo)という空港近くの街に住む仲間同士で、正月休みでヌワラエリヤに遊びにきたそうな。みんな25歳くらいですって。
そのまま色々話して仲良くなって、彼らが持ってるタイコを叩きながら歌いだし、お前もなんか日本の曲歌え、と言われ、悩んだ末になぜか私は貴教は『LEVEL4』を歌ってやりました(笑)
なんかタイコのリズムとりやすいかな~ってのと歌詞迷わずに歌えるから(笑)
今思えば普通に『負けないで』とか『TOMORROW』とか歌えば良かったのにね(笑)
でも『LEVEL4』でまさかの大盛り上がり(笑)スリランカのお酒とかもわけてくれて、物売りが通るたびになんか買って私にも「Try!Try!!」ってわけてくれて、プチ飲み会状態になってました(笑)
その中の一番英語聞き取りやすかったし話しやすかったサリドゥって人は、またしてもヒルトン・コロンボで普段ベルボーイとして働いてるんだって。
別のスプーンって男の子は、出会った記念にって言って、持ってた指輪をくれた。ぶかぶかだけど(・∀・)
お返しにあげられるもん何にもなかったから、現地用財布についてたTDSの缶バッジをシャツにつけてあげました。
しばらくして車両の席が空きだした頃には、遠くから私の名前が聞こえて来たと思ったら、車両の様子を見に行った子が、わざわざ私を座らせてくれたりして、すごいいい子たちだった。
ちょっと人が落ち着いた車内の様子。私の席の隣に座ってたおじさんも、私が地球の歩き方を開くたびにこっち見て、何か困ってたら助けてくれようとしてたり、
物売りからオレンジを買って、私にも分けてくれたり。
お礼にウェットティシュを分けてあげたらかわいい笑顔で喜んでくれた。おじさんはコロンボでシルバーアクセの店を自分で開いてるんだって。
サリドゥ達はコロンボより少し手前で降りてった。必ずまた連絡するって約束をして、電車の窓から外に手を伸ばして全員と握手して別れたよ。
そんなこんなで長時間の電車の旅も終わり、コロンボに帰ってきました。
泊まろうとしてたゲストハウス『シャリンカ・レスト・イン』に行くと、部屋は明らかに空いてるのに、断固として泊めてくれないもよう。3人寝れるベッドがないと。普通にダブルベッドでいいって言ってるのにダメだってー(♯`∧´)
物売りからオレンジを買って、私にも分けてくれたり。
お礼にウェットティシュを分けてあげたらかわいい笑顔で喜んでくれた。おじさんはコロンボでシルバーアクセの店を自分で開いてるんだって。
サリドゥ達はコロンボより少し手前で降りてった。必ずまた連絡するって約束をして、電車の窓から外に手を伸ばして全員と握手して別れたよ。
そんなこんなで長時間の電車の旅も終わり、コロンボに帰ってきました。
泊まろうとしてたゲストハウス『シャリンカ・レスト・イン』に行くと、部屋は明らかに空いてるのに、断固として泊めてくれないもよう。3人寝れるベッドがないと。普通にダブルベッドでいいって言ってるのにダメだってー(♯`∧´)
仕方ないので、近くの『オアシス・レスト(Oasis Rest)』に、同じくらいの価格で泊まれるよう交渉に行ったけど、ここのオヤジも頑固~(´Д` )
すんごい交渉して、やっと言い値より下げてもらって、ここに決めました。
結局3人でRs.2000(一人約500円)。
最初2500から譲らなかったけど、頑張った!!
荷物をおいて、流しのトゥクトゥク捕まえて、お兄さんオススメのインド料理屋に連れてってもらった。
水を買って宿に戻り、就寝。
水を買って宿に戻り、就寝。
明日以降は一気にのんびり~な旅になります*(^o^)/*
→コロンボ→ゴール編に続く。