バングラデシュ旅行記*3日目 パハルプール&ラジシャヒ | ノンフィクションコンパス

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-みきくま☆のブログ-
海外旅行記&ライブレポを中心にゆるーく更新していきますよー
旅行のことはなるべく詳しく書こうと思ってるので、これから行く方の参考になれば嬉しいです(*'ω'*)

2014.06.21
7:00から朝食。質素なバイキングな感じでイマイチ。
7:30、出発。今日も安定の止みそうにない雨です。
8:00、ベジタブルマーケットの予定でしたが、雨で全くにぎわってないので、車窓見学のみ。
私、自称ものすごい晴れ女なので、今まで雨のせいで観光箇所が減るとか変更になるとか、体験したことなかったんだけど、これ結構ガックリくるね。一日くらいならいいんだけど、連日続くと、どーせ明日も観光できないんでしょー。的な投げやりな気持ちになる。
せっかく異国の地に来ているのに、天候のせいでその国の良さが減ってしまうのって、ほんとにもったいないね。
これからは、日本で雨の日に外国人に会ったら、いつもの2割増で親切にしてあげよう。←(笑)
 
話を元に戻します(笑)
 
ベジタブルマーケット付近で竹製品で有名な村の見学。
 
私たちが乗ってるマイクロバス、思いっきり「TOURIST」って書いてあるんだけど、バングラデシュの田舎のほうの人たちはみんなバスが通るのみると嬉しそう。
外国人が珍しいのか、バスにはスモーク貼ってあって中は見えないというのに、一生懸命手を振る子供たちや、指さして笑顔をむけるおじさん集団とか、めっちゃ癒される。
 
9:00、世界遺産パハルプールの拠点となる町、ジョイプールハット付近に到着。
タイのメークロン駅みたいに、線路の上にマーケットがある!いつもは降りて見学するそうですが、ここも雨の為スルー(泣)
 
9:30、やっと来ました、一つ目の世界遺産、パハルプール遺跡!!
思ったより小さいぞ。
つーか、世界遺産なのにこんなに観光客いなくていーのか?
貸し切りですけど(笑)
とりあえず敷地内に入ると、まず博物館があって、これは後で見るのでまずは遺跡のほうに向かうと、左手に考古学局レストハウスがあります。
 
レストハウスから見たパハルプール遺跡。
遺跡より、手前の植え込みのナイスなカット具合が気になって仕方ない(笑)
最初人が頭の上で輪っか作ってるんだと思って、世界遺産なのにふざけてるなー(笑)と思ってたんだけど、後々気づいたんだが、もしかして、これ、世界遺産マークかも(笑)
↓これね(笑)
 
さて、この考古学局レストハウスは、休憩所兼宿泊施設にもなっていて、たった4部屋だけど居心地良さげなお部屋がありました。
つーか、世界遺産の中に泊まれるとか、なかなかないよ!?
ツイン1400タカくらいで泊まれるみたいなので、バックパッカーには絶対オススメです。
...ただ、どうやって予約するのかわからないけど(笑)
絶対ホテル予約サイトとかに載ってない気がする(笑)
とりあえず正式名称は
Archaeological Rest House というらしい。
部屋視察&ティーブレイクののち、遺跡へ。
 
せっかくの世界遺産なので、パハルプール遺跡の紹介を少し。
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【パハルプールの仏教寺院遺跡群(Ruins of the Buddhist Vihara at Paharpur)】
1985年に世界遺産(文化遺産)に登録。
首都ダッカの北西に位置する、インド亜大陸最大の仏教寺院の遺跡。
8世紀半ばから東インドで繁栄したパーラ王朝の支配を受け、その時代に仏教が栄えて仏教寺院が多数建設された。1925年から発掘調査が行われ、ジャングルの中から発見された。
この大僧院には、177とも200以上とも言われる僧坊があり、1000人もの僧を収容することができた。
現在は基壇部分が残るだけだが、東西約110m、南北約95mという巨大な基壇の壁面は2000枚ものテラコッタの浮き彫り板で飾られ、当時の生活ぶりを知る貴重な史料となっている。
この建築様式がインドネシアのボロブドゥル寺院遺跡群やカンボジアのアンコールワット建設に大きな影響を与えたことや、ヒマラヤ以南では最大規模を誇る仏教僧院であることが評価され、世界遺産に登録された。
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私、カンボジアのアンコールワットにずーっと行きたくて行きたくて、実際に行けた時には朝日を見ながら泣いたくらいアンコールワットが好きなので、その建設に影響を与えた、って聞いて、すごく見たかったので、今回来れて嬉しい(*'ω'*)
 
富士山みたいな形をしてるのがメインの大塔。
この大塔をぐるりと囲む僧坊。
最盛期には1000人もの修行僧がいたという大規模な僧院だった様子が見て取れます。
1つの部屋に対して3~5人の修行僧たちが住んでいたとか。
 
このテラコッタは下の方にあるものは一部を除いてレプリカだそうで、本物は博物館のほうにあります。
上の方まで登った時に見る、このへんは本物。
中央は十字型になっていて、東西南北それぞれにこんなお祈りの部屋があります。
当時はここに大きな仏像があって、壁にある穴は明かりを灯していたところだったとか。
4つの仏像は大英博物館に保存されているとか。いつか見に行けたらいいなな。
イギリスはまだ未踏の地です。
 
下の写真の右上にある部分、パハルプール遺跡全体と全く同じ形なんだって。
恐らく、パハルプール遺跡建設当時は紙とかペンとかなかったから、この小さい模型をまず作って、これのでっかいの作ろうぜ!的な感じだったのかねー、という見解らしいです。
 
その後、博物館を見学しまして(館内撮影禁止のため写真なし)
 
11:20頃、すぐ近くの小学校に見学に行きました。
バングラデシュの子供たちは、今まで数々アジアの国を回ってきたけど、1番無邪気かも知れない!
外国人を見れば歓喜の声をあげ、すぐに取り囲まれる(笑)
授業の見学をちょびっとさせてもらいました。
 
12:10、レストハウスへ戻り、昼食をいただく。
レストハウスを管理してる、すぐ隣の家に住んでるご夫婦の手料理なんだけど、これがすんごい美味しかった!ラインナップはおなじみのものばかりなんだけど、一つ一つが素朴な味付けで、スパイシーすぎず、美味しく頂きました!
感動したので、ご夫婦の写真を撮影(笑)
レストハウスの庭にバングラではあまり見かけないにゃーさまのお姿が。
 
13:30頃、これも急遽決まった、少数民族の村へ。
道中、車窓から見る景色には9割方男性。女性はいても子供くらい。
イスラムはやっぱり女性の外出は好ましくないからかね?
さて、村に到着。
準備ができるまで、外国人ご一行に興味津々の子供たちに囲まれて待つ(笑)
部族に伝わるトライバルダンスを鑑賞しました。
最後はウルルン滞在記並みの盛大なお見送り(笑)
採れたてのバナナを頂きました!みなさんありがとうございましたー!!
 
14:30、本日の最終目的地、ラジシャヒへ向かいます。
道中出会った牛さん満載の車。
バスにぶつかりそうなので必死に頭を押さえられる牛さん↓(笑)
かわいい牛運びのおじさんたち↓(笑)
こちらはおじさんたち満載のトラック↓
途中でガイドさんがライチを買ってきてくれました。
日本や台湾のより赤い気がする!持って帰ってホテルで洗って食べたけど、甘くて美味しかったー!
 
18時頃、ラジシャヒに到着。そのままシルク工場の見学へ。
ラジャシャヒはマンゴーが有名で、マンゴーシティと言われてるんだけど、シルクシティの名も同時にあるくらい有名らしいです。
 
↓カイコのたまご
とりあえず、カイコ気持ち悪い(´Д` )
 
繭から糸へ↓
糸になったものを織ってるところや、
サリーの布に加工してるとこを見学。
そこから染色等の加工をしてサリー用の布が完成します。
上にぶら下がってるのが設計図的な板。
これを機械にセットして織っていくと図面通りに出来上がるらしい。

これ、何してるのかさっぱりわからないけど、糸が張り巡らされた不思議な部屋。
そしてこの逆側でほほえむこの部屋の主とおもわれるおっちゃん(笑)
二階がショップになってて、めっちゃ安い!買う気なかったのに、思わず色々購入(;^_^A
さて、ホテルへ向かいがてら夕陽を眺めに行くようです。
 
18:48、リバーサイドに到着しました。
本日のサンセットの時間ですが、残念ながらガンジス川(バングラデシュに入ったとこから名前が変わり、パドマと言います)に沈む夕日は曇りで見れませーん(´Д` )ほんとは綺麗らしーよ。
 
19:00、ホテルにチェックイン。
本日の宿は政府が経営する ポルジャタン・モーテル(PARJATAN MOTEL)
ADD: Bangladesh Parjatan Corporation, Abdul Majid Road, Rajshahi
Phone: 880-721-775237, 770247
Fax: 880-721-775492
今までのホテルに比べるとかなりエコノミー感が否めないけど、ラジシャヒでは最上級のホテルらしいです。
ロビーには家庭的な水槽・・・
どんだけデンジャーなんだ、という機械室
お部屋の様子はこちら。無駄に収納が多い(笑)
もちろんシャワーオンリーです。意外とかわいいタイル♪
↓バスタオル、使い古した感満載だけど(笑)
バングラのホテルは一件きれいなところでもタオルの質は最悪でした。バスタオルオンリーのところも多い。そして雑巾みたいなごわごわした肌ざわり(笑)
そして、毛布の柄はユルい鳥(笑)
 
19:45 ホテル内レストランで夕食。
毎日、昼夜おんなじラインナップに飽きてきたので、
(昼夜いっつもチキンカレー、ダルカレー、スチームライス、緑のナスのオイル焼きみたいなやつ、フレッシュベジタブル、ミックスベジタブルです。)
ガイドさんが今日はメニュー変更を依頼、中華風のメニューでした。
(エッグスープ、フライドチキン、フライドライス、フライドヌードル、)…具材、ほぼ変わってないけどね(笑)
デザートはラジシャヒ名物のマンゴー!!!これは嬉しい♪
めっちゃ甘くておいしかったです。
 
ガイドさんより、ホテルの敷地内に秘密のバーがあるらしく、お酒どーしても飲みたい人は行ってもいいけど、おすすめはできない&女の人は絶対行かない方がいよ、と。
うーん、酒は飲みたいがたしかに危険をおかしてまでは・・・
うん、もうバングラではお酒はあきらめます!(笑)
ということで、就寝!!
4日目に続く。