今日は、72歳の女性のお話を聞きました
東日本大震災のとき
命に別状はなかったけれど
マンションで強い揺れを感じたそうです
その出来事をきっかけに
パニック症候群になり
それから何年も
生きづらさを抱え続けてきたと話してくれました
もしあの時
誰かと話せていたら
もしあの時
その体験に触れる時間があったら
もしかしたら
今とは違う時間を過ごしていたのかもしれない
そんなことを思いました
でも同時に感じたのは
人の中に残るものは
時間が経てば消えるわけじゃないということ
ただ
静かに残り続けることもある
だからこそ
一度でどうにかするのではなく
少しずつ
触れていける場所があること
それがとても大切なんだと
私がカウンセリングや講師として
現場に立ち続けている理由は
少しでも多くの女性に
生きやすさや
あたたかさや
自分でいることの心地よさを
思い出してほしいからです
人はちゃんと
戻っていく力を持っている
ただ
そのきっかけや場所がないだけで
遠回りしてしまうこともある
だから
そういうものに
少しずつ触れていける場所を
今も、静かに開いています

