さて、これからの時間が高雄が最も美しくきらめく時間帯です。
もちろん、デートでもハイライトと呼ぶべき時間帯でしょう。
前回の男子台湾はこちら!
この「高雄でデート」シリーズも今回が最終回。
全部書いていくととんでもなく長くなるので、今回の候補地は箇条書きにしていきましょう。
ここから2つ〜3つ選んで組み合わせてもいいし、バシッと1か所選んで、後は男子(あなた)お気に入りのお店で晩ごはん、なんてのも素敵です。
では、始めますか!
①とびきりのサンセットタイムを2人で過ごす
そこへ行く前に、その日の高雄の日の入り時間を調べておく必要があります。
日の入り時間が近づいて来たら(時間には少し余裕を持って)、前回行った駁二藝術特區を後にし、近くの駅からLRTに乗り込んだら「高雄展覧館」駅で降ります。
降りたらもう目の前に建ってますよね?
そう、この高雄85大樓に上ります!
1階の入り口から入ると、レストランやショップがあります。
そのフロアの端っこにチケット売り場(ちょっとわかりにくい。わからなかったら周りの店員さんなどに訊きましょう)があるので、そこで展望室に行きたい旨を告げ、チケットを買います。
すると、直通エレベーターに乗せてもらえます。
台北101に上った事がある方はここで驚かれるはず!
101ならエレベーターに乗る時も長蛇の列に並び、エレベーターは満員状態で乗ります。
片や85。何と2人きり!
そして展望階に着くと(一階分階段で降りるんだったかな)、また驚き!
展望階には人気がありません。
平日だったのもあるとは思いますが。
全く誰もいない事は流石にあり得ませんが(奥にカフェコーナーなどもあるし)、かなりがらんとしています。
さぁ、好きな場所に陣取ってゆっくりと夕景から夜景を楽しんでください。
特にサンセットタイムには港の風景が綺麗ですよ。
本当はあまり人に言いたくない、贅沢な時間を味わえる空間です。
②そのものずばりなネーミングの船でクルージング
高雄には、「愛河」という河が流れています。
その周りは綺麗に整備されていて、まさに「これぞデートコース!」
この河を見ながら歩くだけでも素敵な時間が過ごせますが(夜は水面に光が映って綺麗です)、何とここでクルージングが楽しめるのです!
時間は20分ぐらいだし、そんなに大げさなものではありませんが…これが楽しい!
冬場は南国高雄と言えどさすがにちょっと寒いので、女子憧れの「彼氏の上着(かなんか)を着せかけて貰える少女漫画でよく見たアレ」をやってもらえると嬉しいかも?
七色にライトアップされてる橋を眺めながら、風を受けて船は走ります。
そしてこの船は「愛之舟」と言う、そのものずばりなネーミングなのです。
でも、乗ってるのはカップルよりご家族連れの方が多い!
いや、これがいいのです。
中国語(のみ)でマイクを使って大声でガイドをしてくれますが、それもまた一興です。
風景は綺麗ですが、変にロマンチックだと何か気まずいですもんね〜。
七色に光る橋できらきら光る水面にはしゃぐお相手にこっそり見惚れておく程度でいいのです。
ちなみに、この愛之舟乗り場は高雄アンバサダーホテルの目の前です。
以前はKMRT中央公園駅から徒歩で20分ぐらい歩いて行くしかなかったのですが、こちらもLRTの真愛碼頭駅から歩いて行くと近いと思います。
わかりにくかったらタクシーでアンバサダーホテルへ行くと良いでしょう。
③本命はこっち!?きらきら図書館
高雄市が誇る、高雄市立図書館。
こんなに素晴らしい公共の建物があるなんて、高雄羨ましすぎ!
ここ、中も綺麗で蔵書数も多くて相当羨ましい感じですが、何と屋上ガーデン(New Bay Garden)にまで出られるという…!
そこから観える周囲の夜景は美しいの一言。
ちなみに図書館は平日10:00〜22:00(入館は21:30まで)休日10:00〜17:00(入館16:30まで)月曜休館日、だそうです。
高雄市民ではない私たちも入る事は出来ますが、くれぐれもお邪魔させて頂くという姿勢で静かに見学してくださいね。
④何と言っても夜市でしょ!?
高雄にいても、デートでも。台湾の夜ですもの、夜市に決まってます!
有名な観光夜市から地元の人に大人気の夜市まで大小いろいろありますが、観光客が行きやすいのは六合夜市、高雄85大樓付近からも歩いて行ける自強(苓雅)夜市、地元の方や高雄リピーターさんからも人気の瑞豊夜市辺りでしょうか。
次の機会よ、早く来て〜!
南豊魯肉飯の激うま魯肉飯は食べました。
夜市で美味しい時間を過ごしたら、楽しかった1日も終わりです。
このデートの1日は旅行中。だから、1日は終わってしまうけど、まだまだ一緒にいられます。
そんなお2人の思い出に深く残る1日が、この高雄で過ごした1日になったら嬉しいな、と思います。
そもそも、今回このすっかり縁遠くなった「デート」について書こうと思ったのは、高雄に行くたびに「ここめっちゃデートコースやん!」と思う場所がいろいろあるからなのでした。
それでは、「デート」についてはひとまずこれでおしまいです。