台湾旅行がブームになって久しいですが、ガイドブックやら台湾について書かれた書籍(このブログでは台湾本という呼び名に統一)はどちらかと言えば女性目線、女性向けのものが多くて(いや実際は男性向けのもあるのですが目立たないのが現状)、イメージとしては「女子旅向けの台湾」が定着しているように思います。
「美味しい食べ物&台湾スイーツ・可愛い台湾雑貨・癒し」の三本立てで来られると、「じゃあ一体男たちは台湾で何をしたらいいんだ?」と夫婦やカップルでの旅行や家族旅行以外での台湾旅行を避けてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回結論を先に言わせて頂きますが、

同じ事を楽しんだらいいんです!

さすがに男性と女性は欲しいものも違うだろうし、食の好みは性別はもちろん、年代などによっても違う。
癒しに至っては「台湾シャンプーやエステに行けって!?無理だよ〜。足裏マッサージってよく罰ゲームでやってるアレでしょ?嫌だなぁ」と食わず嫌いをされる方も多いんではないかと思います。
エステ・マッサージ以外の癒しのひと時である茶藝館やカフェでほっこり、なんて事も男性は何となく居心地が悪いんじゃないか?などと思われているのではないでしょうか。

この路地の奥に美味しい男子ごはんあり〼。

ちなみに今回ターゲットの男性は特別にグルメでも、特別にお洒落でもない、至って普通の男性です。
普段外食と言えばラーメン・焼肉辺りを思い浮かべ、服を買うのはユニクロ・GAP辺りが多く、日常的に使う雑貨などに特にこだわりがないあなたです。
なぜなら特別にグルメだったりお洒落だったりする人は、すでにそういう情報は仕入れているはずだからです。
台湾の予約の取れないレストランや隠れ家バーなんかはもちろん知ってらっしゃる事でしょう。
服にしても雑貨にしてもお洒落な人の間でだけ有名なセレクトショップやオーダーメイドでスーツや靴が作れるお店などの知識をすでに持ってらっしゃるであろうと思うのです。

そんな知識は持ち合わせてない、かと言って極端に一方向におたくでもない(そういう人はすでに自分の目的地はご存知ですよね?)、一般的な趣味・嗜好の男性が台湾で行くべき店・食べるべきもの・癒されたいひと時に行くべき場所ついて考えてみたいと思います。
そしてそんな男性たちに台湾を思いっきり楽しんで満喫してもらえたら、と「男子台湾」を立ち上げてみました。

台湾という場所は「どう過ごすべき」と決めつけないで自然体でマイペースで過ごすのが最も適してる国だと思います。
日本にいるとつい人の目が気になったり、「みんながやらない事はしない」的な窮屈な思いをしていらっしゃるなら、これだけははっきり言えることがあります。

台湾では人の事をそんなに気にしてない!

日本だと「あの人何やってんの?」とか「ほらほら、あの人見て!」という視線がすぐに飛んでくるのでつい気になってしまいますが、台湾では誰もあなたのやっている事なんて気にしてません。
街中で地図を開いたり、キョロキョロしてると「どうしたの?」と寄ってきてくれる事が多々ありますが、それは純粋に「あの人困ってるなら何とかしてあげなきゃ!」という親切心なのです。

道端で思いっきり食べたいスイーツを頬張ってもいいし、フォトジェニックスポットで自撮りしてもいい。
「これちょっと攻め過ぎかな?」ってな感じの服を見に行ってもいいし、日本じゃ行かないようなお洒落なバーに行ってもいいのです。

こういう甘物を男性一人や男性同士で食べに行く事は台湾では普通です。

これは女性にも言える事ですが、台湾では普段そんな窮屈な思いをしてる人ほど人目を気にせず自由に過ごして欲しいのです(傍若無人に振る舞えという事ではありませんので悪しからず)。
という基本方針を示したところで次回からは実践編に入りたいと思います。