早くも幕を下ろそうとしている、旅の初日。
初日は移動が多くて花園夜市にしか行っていないけど、この日の締めくくりにスペシャルなお楽しみを用意していた。
*前回の台南・高雄滞在記はこちらからどうぞ
前回の台南旅でも行った、ホテル近くにあるBAR「MOONROCK」を出発前に予約していたのだ。
このBARは台湾さんぽの達人である奥谷道草さんに教えて頂いたお店であり、カクテルの味、店の雰囲気共に最高に素敵である。
そんな素敵BARはやはり大人気で、台湾出発前に予約しておかねばならないのだった。
この店は「こんな所に!」と驚くような暗い路地裏にひっそりと佇んでいるが、やはり人気ゆえ店に近付くと誰かしら人がいる。
そっとドアを開け、「I have a reservation tonight」と声をかけると確認してくれ、カウンター席へと案内された。
台南に限らず、台湾のBARには女性の1人客をよく見かけるので心強い。
この日ここでもかっこいい女性の一匹狼たちと共にカウンターにてカクテルを楽しむ。
ここのカクテルは構成されている材料(って言うのか?)も名前もユニーク(かつ美しい)である。
メニューは以前来た時と変わってQRコードを読み込んでスマホで見る形式になっていたが、その分じっくりと選ぶ事が出来た。
一杯目に注文したのは(比較的)さっぱりと楽しめそうな「Sparlight」。
ジンやポメロブロッサム(ってポメロの花って事か?)やカルダモン、ダメ押しにCO2…と、このカクテルを構成するものを読んでも全くイメージは湧かないが、スルッと喉を流れていく「Sparlight」はキリッとした辛口のスパークリングワインを思わせるような好みの飲みものであった。
ちなみにこの店のバーテンダー達はイケメン揃いである。
どちらかと言えばクールな雰囲気の男性が多いが、カクテルを出してくれる際は必ず説明をしてくれるし、ひとりでぼんやりとカクテルを飲む私に「大丈夫?」と気遣ってくれる。
そんな時はクールな表情を崩して人懐っこい笑顔を見せてくれるのが嬉しい。
さて、ニ杯目。
本当は美味なこの店のカクテルを何杯も楽しみたいが、どれもしっかりアルコールが効いており、さすがの私も二杯でやめておいた方が良いだろう。
そんな二杯目に選んだのは「伏流 Undercurrent ver.4」。
器含めカクテルらしからぬビジュアルだが、氷の上に乗せられているのは何と山葵の葉だという。
バーテンダーくんは「その葉を食べながら飲んでみて!」と教えてくれたのでその通りにしてみる。
爽やかな山葵の葉の風味と、噛む事によってほんの少しピリッと来るのが良いアクセントとなっている。
実はこの「伏流」のバージョン違いのものを前回来た時にも飲んでいる。
その時も一見風変わりではあるが美味しいと思ったし、バージョン4まで作られているという事は彼らにとって思い入れのあるカクテルなのだろう。
今夜もしばし幸せなBAR時間を過ごし、店を後にした。
この後だが、さすがにもうどこにも行く予定はない。
成功路を挟んでホテルの向かいにあるセブンイレブンに寄って部屋に戻った。
さて、お待ちかねの部屋飲み(またしても!だからBARで飲む量を調整していたのだ)。
その前にシャワーを浴びよう。
実は今回私がこのホテルで選んだ部屋は「エコフレンドリールーム」と言い、ちょっと変わった造りであった。
何と部屋の外にバスルームがあるのだ。
「?」そう聞いてきっとこう思われた事だろう。
部屋の外にあるとは言え、共用ではなくあくまでも「専用」バスルームなのである。
少し安かったし、「面白そうやん」と単純に選択したが、やっぱりこれがなかなかの曲者であった。
まず、シャワーどころかトイレに行くのにもいちいちカードキー(部屋の)や鍵(バスルーム)を用いなければならないし、シャワーを浴びると湿気でバスルーム内が暑くなる。
普通に部屋にバスルームがあるのなら、そんな時はしばらくバスルームの扉を開けてエアコンが効いた室内からの冷気で冷ます事も可能だが、このバスルームだとそれが出来ない。
何せ開けると公共の場である廊下なのだから…。
ってなわけでせっかくシャワーを浴びてもスキンケアや髪を乾かしているうちにまた汗が出て来てしまう。
だから暑がりの私は何度も部屋とバスルームを行ったり来たりせねばならなかった。
ちなみに部屋もバスルームもスペースは充分にあるのだが…。
好きなホテルだけに、この使い勝手の悪さは頂けない。
次回ここに滞在する時は普通のタイプの部屋にしよう。
気を取り直して、ようやく部屋飲みタイムがやって来た。
前回の台北旅の時にMRT駅構内にあった広告で気になっていた台湾啤酒の新しい仲間である「雲泡」をようやくゲット。
↑これね。
あとはパクチー味にハマってるドリトスのイカ墨味を買ってみた。
そしてなぜかドラゴンフルーツ(紅)。
朝ごはん用に買ったのではなく、今食べようとしていたのだった。
イカ墨ドリトス(アテにぴったり!)もドラゴンフルーツも美味しい。
ドラゴンフルーツは「コンビニのカットフルーツですらこんなに美味しいのか!」と感動すらしてしまう。
肝心の雲泡だが、日本でも登場した時に大いに話題になった生ビールタイプの缶ビールであった。蓋がパカっと大きく開くやつね。
美味しいんだけど、ちょっと泡が出過ぎて「う〜ん…」といった感じだった。
これならプレーンな台湾啤酒か18日限定ビールの方が良いかな(あくまでも私の意見である)。
雲泡を一本飲み終えたところで、歯を磨いて(当然またバスルームに行かねばならない)ベッドに入った。
明日はどこに行こう?何をしよう?
大好きな台南での休日にはわくわくしか待っていない。
おやすみなさい。








