なかなか本を読む時間が取れない今の私。

でも、読みたい本はどんどん溜まっていくわけです。

通勤時などに漫画はわりと読んでるかも知れませんが、旅紀行文やエッセイ、小説と言うと中なかなか…。

しかし、年末のお休みには久しぶりにゆっくり本を読む時間も取れたので、それをきっかけとしてようやく読みたかった本を少しずつ消化する事が出来ています。


この記事では魅力的で大好きな旅先を深掘りしてくれる旅本から雑誌の旅特集まで、最近読んだ旅関連の読みものをご紹介したいと思います!


今回は発売日を楽しみに待っていた2冊をご紹介。


①下川裕治「バンコク 旅の魅力再発見!アジアの優しさに出合う街歩き」



出ました、下川御大!

国内外のいろいろな旅先についてたくさん文章を書かれている下川さんですが、下川裕治さんと言えば…な「バンコク」をテーマにした待ってました!の一冊です。


目次をぱらぱらチェックしただけで気になるバンコクのトピックがいっぱい。

まさか下川さんのご本でタイBLドラマについてのコラムが読めるとは思ってませんでした…(紹介されていたのは「2gether」)。


私は2024年4月に初めて念願のタイ・バンコクを訪れる事が出来ましたが、物価が安いかつてのイメージを覆すような物価高。

台湾同様カフェやレストラン、雑貨やアパレルなどお洒落なお店は日本より高い印象でありました。





とは言え、市場やローカルな食堂や屋台、後はホテルなどは新参者の私にとってはお値頃感があるように感じましたが、それはあくまでも初バンコクであった私の感想(「まぁ、そんなもんだよな」的な)。


しかし、おそらく古くからのバンコクラバーさんたちにとっては「信じられない!」と思うような物価になってるのだろうなぁ…という事は想像がつきました。


当然お若い頃から幾度となくバンコクを訪れられている(住まれていた事も)下川さんもその変わり様にため息をつかれているのだろうと思われます。

しかし、バンコクでの過ごし方(安い移動方法、滞在先の選び方、食事処など)を熟知されているので、その辺りの対策についても詳しく書かれています。

それらのHow toはわれわれ一般の旅行者にも参考になるのではないでしょうか(とは言え、やはり私も含め慣れてない人にはハードルが高い)。


それらの現在のバンコクの旅事情を通して旅先として見ただけのバンコクではなく、タイの政治情勢や国が抱える問題などについても知る事が出来るので、より深くバンコクを知る事ができる一冊。

好きな人の事をもっと知りたいと思うように、大好きな旅先の事をもっと知りたいと思う私。

何も知らない私にもいろんな事を教えてくれる、下川裕治さんが書かれる旅のご本が大好きなのです。



そして、今回の記事ではもう一冊ご紹介。

おがたちえさんの「台湾にひとりで1か月住んでみた」です。



これまでも台湾旅について描かれたコミックエッセイが何冊もあるおがたさん。

今回の本では「夢の二拠点生活」として大好きな台湾に住んでみよう!という挑戦をされています。


実は私もいつかは一年のうちに1か月だけでも台湾に住んでみたい…という夢を持っており、同世代のおがたさんがそのような著書を出版されると知った時からわくわくと発売日を楽しみに待っておりました。


この本の内容をざっくり説明すると、台北を始めとした台湾の四都市にて合計1か月間の台湾生活を送るというもの。

この滞在期間中の住まいは民泊だったりホームステイだったり語学学校の寮だったりします。


各都市で旅行者として、そして在住者として過ごす様子は面白く、台湾旅の読み物としては大変興味深いです。


…しかし…(すみません。ここから辛口です)。


私にとっては「台湾にひとりで1か月住む」というタイトルに期待したような内容ではなかったです。

台南での民泊や、台中の語学学校の寮というのは「こういうのって良いな」と思えたのですが、高雄では友人宅でのホームステイ、台北に至ってはちょうどその頃台湾に旅行で来られる友人親子のホテルに相乗りさせてもらう(その後ビジホに単独滞在)、という事で、ちょっと参考にはならない…。


台北では短期間で借りられるアパートの内見や体験入居もされていましたが、結局自分が住みたい賃料の物件はちょっと…って感じだし、憧れてる物件はちょっとお高いという結論に達しておりました。


その結論を読んで感じたのは「そりゃそうでしょ!」の一言。

今やホテル(ホステルすらも)の宿泊料金が高騰している台湾において、中でもトップオブトップなのが首都台北であるので、なかなか「ここぞ!」という短期間の住まいを見つけるのは難しいはず。

それは台湾リピーターの方なら容易に想像がつくと思います。


だからこそ、こうして書籍にするのであれば「こういう方法もあるのか!」と目から鱗が落ちるような(台中での語学学校の寮に滞在しながら台湾華語を学ぶというのは「私もいつかやりたい!」と目から鱗が落ちた)台北滞在について知る事が出来たらありがたかったです。


*例えば台北ではなく近隣の都市に滞在するとかでも良かったのかも。


何にせよ「今回はあくまでも下見なんだろうな」と思わせられる、若干見切り発車的な内容であったのが少し物足りなく感じてしまいました。


ただ、先ほども触れたように合計1か月の台湾4都市周遊記としては楽しい一冊であったと思います。

少し辛口な感想になりましたが、台湾に行きたくなる事は間違いないです。




以上、最近読んだ旅本についてのご紹介でした。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。