こんにちは。

心と体の健康寿命を延ばす専門家
小嶋美紀です。


いきなりですが
皆さんの利き手は
右と左、どちらですか。


大半の人は
右利きかなと思います。


でも最近は
左利きの人も増え、
左手で文字をすらすら
書いている人を見ると、
ちょっとうらやましいです。


その利き手をちょっと怪我して
一時的に使えなくなったことは
ありますか。


反対の手では、
何の字かわからないような
文字しか書けないし、
お箸は持てないので
食事にも苦労します。


何をするにもうまくできず
ちょっとストレスが
たまりますね。


でも脳にとっては
良い影響もあります。


脳は、新しい経験や
学習によって
神経回路を再編成する
性質を持っています。


利き手でない手を使うことで、
日常的に使用しない
脳の部位が活性化され、
新しい神経回路が
形成されることが
期待できます。


これによって、
脳全体の機能が向上し、
柔軟性が増すと言われています。


また、
利き手でない手で、
文字を書いたり
食事をしたりする時、
結構集中しませんか。


脳にとって
新しい挑戦となるので
集中力とともに注意力や
問題解決能力などの認知機能を
維持・向上させるのに効果的です。


また、利き手でない手を
使うということは、
脳の左右半球の
バランスを取るのにも
役立ちます。


通常は利き手に依存しているので
一方の脳半球が優位になりますが、
非利き手を使うことで、
反対側の脳半球が活性化され、
全体的なバランスが改善されると
考えられています。


これは、
創造性や空間認識能力が
向上する可能性があります。


このように
いつもと反対の手を使うことで
脳の活動が活発になり、
脳の血流も増えるので、
認知症予防につながる可能性が
あります。


利き手でない手を使って
新しいことに挑戦することで、
脳の健康が維持されるので、
これを日常的に取り入れれば
長期的に脳の健康を維持できます。


この話を思い出したら
ストレスにならない程度で
たまに反対の手を
使ってみてください。