こんにちは。

心と体の健康寿命を延ばす専門家
小嶋美紀です。


にんにくは、
古くからさまざまな
健康効果があると
言われています。


その中でも
ガンや認知症の
予防効果は
注目されています。


にんにくに含まれる
アリシンという成分は、
にんにくを切ったり
つぶしたりすることで
生成される揮発性の
有機硫黄化合物です。


アリシンは
強力な抗酸化作用と
抗菌作用があり、
ガン細胞の増殖を
抑制することが
研究でわかっています。


特に、胃がん、大腸がん、
肺がんなどに対する予防効果が
期待されています。


抗酸化作用は
脳細胞の損傷も防ぎますので、
認知機能を維持することが
できます。


また、にんにくは
免疫システムを
強化する働きがあります。


研究によれば、
にんにくの摂取により
白血球の活動が活発になり、
感染症やガン細胞に対する
抵抗力が高まることが
報告されています。


これは、
にんにくに含まれる
多種多様な硫黄化合物が
免疫細胞を活性化するためと
考えられています。


強い抗炎症作用もあります。


慢性炎症が原因とされる
ガン、認知症など含め、
例えば心臓病など
いろんな病気の予防にも
役立ちます。


また
血液をサラサラにする
というのも有名ですね。


これにより
ガンや心臓病のリスクを高める
高血圧や動脈硬化の予防に
役立ちます。


血流が改善されることで、
酸素や栄養素が
脳にも十分行き渡るので
認知症の予防にも
効果的です。


にんにくは
「スタミナがつく」
とよく言われますね。


アリシンがビタミンB1と
結びつくことで、
体内での吸収率が高まります。


ビタミンB1は
「疲労回復のビタミン」
と言われ、
エネルギーの代謝を高めて
体内の糖質が効率よく
エネルギーに変わるのを
助けてくれます。


さらに、
悪玉コレステロール(LDL)を
減少させ、
善玉コレステロール(HDL)を
増加させることが
確認されています。


これらは、
動脈硬化の予防につながり、
心血管疾患のリスクを
軽減します。


強力な抗菌作用によって、
細菌やウイルス、
真菌などに対する
防御効果もあります。


特に、
ヘリコバクター・ピロリ菌の
感染を抑制することで、
胃がんのリスクを軽減する
効果が期待されています。


にんにくは、
ガンや認知症をはじめ、
その他の疾病予防にも
非常に効果があります。


体にいいからと
過剰摂取すると
副作用もあるので、
適量を守って
健康を維持しましょう。