こんにちは。

心と体の健康寿命を延ばす専門家
小嶋美紀です。


介護が必要な方の中で、
脳梗塞の既往がある方は
多くいらっしゃいます。


脳梗塞とは
脳の血管に血栓という
血の塊が詰まって、
脳に酸素や栄養がいかなくなり、
脳の細胞が壊死することです。


脳梗塞は時間が勝負です。


いち早く体の異変を感じて
病院へ行くなどの
対応をされた方は
麻痺等ほとんどなく、
以前とほぼ変わらず
生活することができます。


そんな早期に発見するため
脳梗塞の症状を
いくつか挙げてみましょう。


まずよく言われるのは
ろれつが回らなくなることです。


酔っぱらったような
何を言っているかわからなかったり
はっきり話せないなどの症状です。


他人でも気づきやすいですね。


また顔が歪むこともあります。


笑った時に、
片方の頬がひきつったように
なったり、
片方の顔面が脱力したような
感じになることもあります。


他にも、手や足が
うまく動かなかったり
しびれを感じたりすることも
初期に見られる症状です。


食事をしている時なら、
食材をつかもうとしているのに
全く見当違いなところを
つかんでみたり、
距離感がわからなくなったり
します。


これらの症状は
誰かと一緒にいれば
その人も異変に
気付いてくれます。


脳梗塞発症後、
4.5時間以内であれば
詰まった血栓を溶かす薬が
使えるそうです。


早期発見が
その後の人生を
大きく変えますので、
上記のような症状を感じたら
すぐ救急車で病院に
行ってください。


脳梗塞が起こる原因として、
高血圧や糖尿病、脂質異常などが
あります。


肥満だったり
塩分の高いものをよく食べるとか
コレステロール値が高いと
発症する確率があがります。


また喫煙や過度な飲酒も
原因の一つと言われています。


バランスのいい食事を心がけ、
運動や水分補給も積極的に行って
生活習慣を改善し、
脳梗塞を防いで
健康を維持していきましょう!