こんにちは。

健康寿命を延ばす専門家
小嶋美紀です。


高齢の方とお話をすると
ほぼ全員と言っていいくらい
認知症になりたくないと
言われます。


認知症になるリスクは
いろいろあります。


例えば
頭部の外傷や難聴、
運動不足、喫煙、過剰な飲酒、
社会的に孤立する、など
いろんな認知症の原因が
あります。


そして「肥満」も
認知症になる原因の一つです。


肥満かどうかは
BMIの数値で
判断することができます。


BMIは、
体重÷(身長×身長)の数値で
判定できます。


普通の体重は
BMIが、18.5~25で、
25以上になりますと、
「肥満」になります。


そのうち
BMIが30以上ある人は、
認知症のリスクも上がると
言われています。


肥満は、
体内の炎症を引き起こすことが
知られています。


その炎症は、
アルツハイマー病などの
認知症の形態に関連する
神経炎症をも引き起こす
可能性があります。


そして肥満は、
高血圧や動脈硬化など、
血管に悪影響を与える可能性が
高いです。


これにより、
脳への血流が低下し、
認知機能が損なわれる
リスクも高まります。


また肥満は
2型糖尿病になる可能性が
あります。


糖尿病は、
脳の健康に悪影響を及ぼし、
認知症のリスクを増加させることが
あります。


さらに肥満の人は
認知症の原因でもある
運動不足であることが多いです。


適度な運動は認知機能を支え、
認知症のリスクを低減する効果が
あります。


これらのように肥満は、
認知症のリスクを高める
さまざまな要因を伴います。


しかし、これは必ずしも
直接的な因果関係を
示すものではなく、
他の健康問題や生活習慣など
多くの要因が関連しています。


肥満は
様々な健康問題を引き起こす
可能性があります。


バランスのとれた食事や
適度な運動、ストレス管理をしながら
良質な睡眠を確保して肥満を予防し、
頭も体も健康で過ごしましょう!