夜空を見上げて 

「  逢いたい  」と 

ただひとつだけ、願うよ


天の川の  優しい輝きは
もしかしたら  私が零した涙の粒かも

あなたを想う心が
たくさんの星になったのかも

でもね
離れていても  さみしくなんか、なかったよ
いつも  いつでも  そばに居てくれるから


ずいぶんとお待たせしちゃったね、なんて
そんなこと、ないよ?

また、こうして  
あなたに逢えた  喜びが
時間も距離も  飛び越えてしまうから

だから  1年の月日なんて
ちっとも  感じないよ

逢えない364日だって、
いつも  あなたの幸せを  願っていたよ


「  また  逢おうね  」


ふたりだけの  小指の約束




七月七日

織姫と彦星の
儚い願いが  叶いますように