ゲルマローラーがはやりのようだが、いまひとつ手が伸びない。

美容にはどこか儀式めいた一手間が必要なように思うから・・・。

車の中でもテレビを観ながらでもと、ゲルマローラーは手軽さを売りにしている

ようだが、一手間かけることこそ美容の真骨頂だからだ。

勿論ゲルマローラーを否定する気は毛頭ない。

何もしないより格段にいいに決まっているから・・。



さて、家庭用超音波美容器は大手エステサロンのものから美容皮膚科の

販売するものから、軒並み使ってきた

どれもそこそこ効果を実感することができたから、3万円ほどの超音波美容器をずっと愛用していた。

そして、今から10年近くなるだろうか。

私がレギュラーコメンテーターを務めていた「ザ・ワイド」という番組にビューティー

エキスパートの大高博幸さんをご紹介したら「奥様変身!」のようなコーナーが

晩踏みの一コーナーとして誕生した。

大高博幸さんのメークと板谷裕實さんのヘアで主婦の方が別人のように美しく

変身するのだ。

そのとき画期的だったのは、大高さんがドクターベルツのハンディピュアソニックを

奥様の片方だけの顔に使用した時のことだった。

これを使ったほうの顔と、まだ使っていないほうの顔の上がり方が著しく

違うのだ。

VTRを観ていたスタジオでもどよめきが起こったほどだった。



それから、程なくして雑誌の対談で大高さんとご一緒した時のこと。

ハンディピュアソニックの話になった。

「あなた、どこかの家庭用超音波美容器使ってる?」

「ええ、○○○○○のところのものを・・・。」

「だめだめ、おやめなさい。

絶対ハンディピュアソニックがおすすめよ!」

「だってあれものすごく高いんですもの。」

(当時で7万弱、現在10万円弱)

「あなた、美容マニアを名乗るならお代えなさい。

私が少し割引になるよう交渉してあげるわッ!」

かくして、私はハンディピュアソニック保持者になった。

そして、1日たりとてこの機器に触れない日はないくらい

愛用している。

まず洗顔した顔にリブレニッシュ・エッセンスAAをぬる。

そしてジェルを塗りハンディピュアソニックで10分間のお手入れ。

2回だけ強めの振動タイムが少しだけくるようにセットされているが、

あとは振動の体感は皆無といっていい。


ところが、その引きあがり効果、肌の滑らかさ、透明感といったら

エステ帰りと遜色ないのだ。

私は国内は元より海外にも欠かさずこのハンディピュアソニックを連れて行く。

出張先での仕事にもこれのお陰で自信がもてるのだ。

そして、長年毎日使っているというのに故障ひとつしないのには

脱帽する。

リブレニッシュ・エッセンスAAを使わない人も多いそうだが、

この一手間で仕上がりは大きく違う。

乾燥の季節にはパナソニックのナノケアを噴霧しながら、ハンディピュアソニックを

使う。

この価格は機器の精密さ精巧さが他社製品と大きく違うらしい。

だから、故障もしないのだろう。

エステに通う手間と価格を考えたら決して高くない買い物だと思う。