黄砂の嵐 | mikiko-clinicのブログ

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2009年4月6日に開院しました。西洋医学×東洋医学、医科×歯科、心と体に優しい医療、補完代替医療をコンセプトにしています。

この頃は、患者様の中に、瞼が真っ赤に腫れたり、鼻水がとまらないなどのひどいアレルギー症状の方が多数おられますリボン

もう少なくなってきましたが、杉花粉、ヒノキなど花粉症かもしれませんが、どちらもアレルギーを持たない方にも症状がでていますリボン


やはり黄砂に対してのアレルギー症状、反応ではと思われます桜


ベランダの洗濯物、車なんかもうっすらと黄緑色の砂がつもっているあれです。


4月中旬から、中国大陸で、風速20から40メートルの突風が吹き荒れ、その映像をテレビで見た方も多いのでは?

黄砂であたりは黄色から緑色の砂で霞んでいました。



黄砂は、中国大陸の砂漠や黄土地帯で吹き上げられた砂ぼこりが偏西風にのり日本列島、とくに西日本まで渡来する現象音符

今年は例年よりも頻繁に影響しそうだとか。


黄砂アレルギー(黄砂による免疫低下)は、なんとなく体がだるい、眠いなどの症状の他、喉が痛い、咳、痰、目がかゆい、皮膚のかゆみなど花粉症に似た症状。


オーリングテストをすると副腎という臓器が機能低下を起こしていて、体内ステロイドが出にくい状態になり、自律神経系にも影響していることで、わかります。


黄砂は単にアレルギーというよりは、有害物質のが含まれた砂ととらえられるので吸うとなんらかの反応がおこっているようです。


予防としてはマスク着用、ただし粒子が細かいから薄いマスクだと効果ないそう。


2枚重ねるか、カット率が高いものがよいみたいです。


私は漢方でよく辛夷清肺湯、補中益気湯、
小清竜湯、小柴胡湯加桔梗石膏などを組み合わせて体内ステロイドの分泌を高め、全身の免疫も高めますリボン


大袈裟かもしれませんが、昔はあまり気にしなかった黄砂アレルギーも段々と健康被害に勢いが増しているように思います。

自然には国境がないリボン


中国の空は私たちにもこんな形に偏西風で渡来してくるリボン

だから世界が協力しあって住みよい地球環境を取り戻すように、沢山の警告を大いなる自然からいただいているのかも?

皆の意識が高まり自然を愛する心でこれから変革が進みますことを願うばかりです音符