ちほぎみき子です
港区では全国に先駆けての東町小学校の国際学級という
各学級の外国籍児童を対象としたESC(English Support Course)
を設置し、英語で教科指導ができる
国際学級講師を配置して、授業をしています。
平成24年からはじまったのですが、
日本人の保護者からも、公立のインターナショナルスクールみたいな
ところが、とても人気がありますねo(^-^)o
なので、日本人児童が急増。
本来は、外国人児童に多様な教育の場を提供する
という目的がありますが、区内全域から外国人児童をを受け入れられない
状況になってきています。
しかも、学級数が増えても、
それに、国際学級講師の数が追いつかない。。。
といった状況になっています。
国際学級講師とは?
英語と、日本の小学教師としても両方のスキルの高い講師・・・
ってことで、どこにでもすぐ見つかる・・・て
訳でもないそうです(ノ_-。)
そこで、運営方針を見直して、継続的・安定的に
国際学級を運営していけるようするということになりました。
見直し内容は
ESC講師を各学級1名でなくて、
各学年1名にする、そして各学級に散らばっている
外国人児童をあつめて、ESC講師の授業を受ける。
朝や帰りの会、給食、理科、音楽、図工などは、日本人児童と一緒に
在籍となる
南山小学校も国際学級にする(平成29年度から)
といったところです。
また、国際学級の小学生としてすごし、
中学はまた別に。。。。国際学級ではないクラスに。。ってことに
なっていたことも、課題として
指摘をしていました。
区立中学に国際学級はなかったので。
そのようなことから、小学校の国際学級を卒業した
「児童の受け皿はどうするのか?
区立中学にも「国際学級を!」
と、多くの要望を受けておりました!
ESC児童が区立中学校に進学している実態もあり、
また、中学は教科担任制にもなることから
まず、六本木中学校から、今までの英語科国際の授業に
ネイティブコースを設置することにして、
外国人児童にも、日本人児童にも、
両方に、効果的な質の高い英語教育に取り組むことになりました!!
ちなみに、日本の高校に進みたい外国人児童のために
日本語適応指導員の派遣による
日本語指導も行われています(*^o^*)
グローバル時代と言われますが、
何より言葉で、通じ合うことが大事ですから
公教育における、このような国際性を高めていける
英語教育にますます期待が高まります!
公教育で進めることが、今の日本でやっていかなければいけないことです。
そのような意味でも、日本人、外国人共に
国際理解教育を推進していくことが
「教育の港区」の特徴の一つではないでしょうか?
私もたびたび、議会質問において
「国際理解教育の推進」を質問してまいりました。
「子ども達が健やかに成長できる環境づくり」
に取り組む中で、又一つ
前進することができましたヾ(@°▽°@)ノ