ひきこもり対策の講演会への参加 | ちほぎ みき子 オフィシャルブログ「小さな声をカタチにします!」Powered by Ameba

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先日、娘の部屋を掃除していましたら

中学校からの配布物の中に

「15歳からのひきこもり・不登校について・・・」

との講演会のチラシがありました。


次の日、議会棟の自分のロッカーにも同じチラシが

入っておりまして、よ~くみたら目

港区の子ども家庭支援部の主催でした。


港区でも予算をとって、「ひきこもり」の対策の取組みがあることは

知っていましたが、事業内容をみても

「専門家たちの会議・・・」みたいな内容の記載で

学識者が机上で論議してる「ひきこもり対策」ってなんだろう・・・???

ってずっと思っていました。


でも現実の対策も実はすごくむずかしい・・

ということはよくわかり、解決に時間がかかる・・・


でも、私の知り合いでも、家族がひきこもりで

ご一家全体が深刻に悩まれていらっしゃる

ご相談も現実に少なくはありません。。。


講演内容はこちらダウン


http://www.city.minato.tokyo.jp/joho/gyomu/kodomo/kodomo/topics/20120225/index.html


会場に入って、「全国webカウンセリング協会」の資料をいただいたのですが


そこにこのように記載されていました。


「全国webカウンセリング協会では、いじめ・不登校・ひきこもり・ニート

・自傷行為で悩みを抱えているお子さん、及びそのご家族に対する心理学的

援助を中心に活動し、ほとんどすべてのケースを問題解決に導いております」


すご~い!!

ほとんどすべてのケースを問題解決に導いております

って、こんな相談窓口があったんだ・・



誰に相談しても、解決できないかも・・なんて思ってしまっていた。。

それは違って・・解決できるんだ。。。

希望が見えてきたのですひらめき電球

安川理事長のお話はとても

具体的な対処法も含まれた、わかりやすいお話でした。


宝石緑特に家族関係が最も関係する・・とりわけ、

母親の子どもへの接し方、「子どもは親の鏡である」ときっぱり!


宝石ブルー反応がない子どもほど、実はよく見て、聞いているのだ!!

ことばはなくても、一瞬の表情で親の気持ちを

全て見抜いている。。。


宝石紫子どもがはまっていることに、親も本気ではまることが

非常に大切。。うそは表情ですぐバレル。


などなど・・

たとえ、ひきこもりの家族がいなくても

子育て中のお母さんなら

だれでもきっと、思い当たることがあるお話です。


宝石赤子どもであっても、まったく別の人格である!!


また、安川理事長は

一見、母親に厳しいようにも感じましたが

そうではなく、そのお母さんが

ニコニコした表情でいることが大切だから、

(表情はコミニュケーション)

お母さんがつらいことがあって、イライラするなら

大すきな人、例えば好きな芸能人でもいいので

DVDを何回も見て、楽しみなさい!

とおっしゃっていたのが、印象的でした。


人間は好きな人を見ると自然に表情が明るく、優しくなるから。

お母さん自身が楽しむことが大切。

楽しむことに後ろめたさを感じてはならない・・と。


このことは精神科医の大野裕先生もおっしゃっていたことと

同じです。


このように相談者の家族がカウンセリングを受けて

子どもに接し、ひきこもりや不登校に

順をおって、接していき、こどもが部屋から出てきた

登校できるようになったという体験談も聞き

会場からは、すすり泣きのお声も・・・汗


また、平成22年度には内閣府が調査を行った結果では

全国のひきこもり子ども・若者は約70万人にも上回り

30歳台で、長期にわたっているケースが非常に多く

遷延化するひきこもりの実態が明らかになっています。


そして当事者やご家族の様々な不安に対応するために

内閣府から昨年7月に

「ひきこもり支援者読本」(A4で160ページにもおよぶ)

を発表されています。

検索していただくと、160ページ読むことができます。


この読本は内閣府が「親が高齢化」「親なき後の生活維持

について焦点があてられていて、大事なことではありますが、

その対策は個人責任によるものが中心であるようです。

でも、現実はきびしく、とても個人責任で対応しきれないことが多く

だからこそ、深刻であるわけです。

だからこそ、公的支援が絶対に必要なのです。


最後に港区のこの子ども家庭支援部の部長さんが

「ひきこもり」についての港区の対応についてお話されていたことが

とても印象的でした。

*「個々に問題を抱える一人一人にどのように行政が取り組むのかは

非常にむずかしい。地域一体となって取り組むのか

ケースワーカーが一人一人話を聞くのか、社会的な受け皿を作るのか・・・

これからにはなるが、検討していきたい」


*「ひここもり」に偏見がある。発信できない人がいる。

ムリムリ、ひきこもりを探し出すことはできないが

潜在化しているので、どうするのかが、大きな課題である。


*家族がいかに当事者の事を心配しながらも

どうしていいのかわからない・・家族のツライ気持ち・・を

思うと、息の長い支援に取り組まなければならない・・


まだまだ、これからの感じですが

やらなければいけないことですパンチ!


まずは、ひきこもりの実態を知り

わかっていることを、発信していく。。。

お伝えさせていただく。。。


私のできることからやっていく。。。

ということで、今夜は長いブログになってしまいました。