尾木ママこと、尾木直樹氏の講演会 | ちほぎ みき子 オフィシャルブログ「小さな声をカタチにします!」Powered by Ameba

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ちほぎみき子ですはーと


 特別区議会議員講演会に参加しました。

3回目の参加ですが、今日はいつもの3倍くらいの議員さんが

参加していました目

というのも、講師は法政大学キャリアデザイン学部教授

尾木 直樹氏 TVでもおなじみの「尾木ママ」さんです。

テーマは

「子どもの危機をどう見るかー家庭と学校と地域のつながり」

大変に興味深いタイトルでしたので

先輩議員と参加をさせていただきました。


TVで拝見するキャラとお変わりありませんでしたが

お話の内容は深く、視野も広く

「人間を育てる」ということは、とても大事な内容なので、

尾木氏はきっとTVに出て、多くのみなさんに興味をもっていただけるように

面白くアピールして、メッッセージを発信されているのだと思いました。

絶対に子どもを生まない男性なのに

なんでこんなに気持ちがわかるんだろうと・・・

それだけで、すごく親近感を感じます・・・


議員さん対象に講演は初めてだそうで

限られたお時間の中で、少しでも多く、大事なエッセンスだけでも

我々に伝えなければ・・というとても熱い思いを感じました。


講演は撮影・録音禁止、取材も入ってないし、資料もなく

お話を聞くのみでしたが、子育て中の方だけでなく

多くの方にきいていただきたいと思いましたので

全部はお伝えできませんが

私が感じたところを少し書かせていただきます。


宝石赤子どもを何があっても丸ごと愛する→ほめまくる→自己肯定感の確立

このことにマイナスになるのは

家族間や、教師との間の関係不全

また、日本は常に他者との比較の中で評価されるので

自己肯定感が育ちにくい


宝石ブルーあるヨーロッパの国では、例えば道路を作るとき

その町の子供たちに街の白地図を渡して

遊んでいる場所を色でぬってもらうそうです。それも

冬はここで遊ぶとか

ここはオールシーズンで遊ぶ場所とか・・・

きちんと色別にして。

そして、その場所をさけて道路をつくる。

子どもたちも、自分たちの意見を取り入れてくれて

配慮してくれたことがわかります。

それによって、行政対して信頼感が生まれます。

成長とともに、自然に

自分も地域に貢献していこうという意識が育ちます。

日本はどうでしょう?

決して子どもの遊び場を

つぶそうとは思って道路を作るとは思いませんが

そういう配慮に視点がいってないので

結果、子どもの遊び場を何も考えないで

つぶしてしまったということもありえるかもしれません。。

根底的に行政に対しての信頼感がないまま大人なれば

自分の時間を地域活動に貢献するために使おうと思う生き方の

発想はないのかもしれません。。また、政治に無関心であったり

どうせだれがやっても変わらない・・

という発想さえ育ててしまうかもしれない・・


宝石緑日本の大学生の就職難が問題ですが

パナソニックは840人新卒採用をしたそうで、

なんとその80パーセントが外国人留学生を採用し

日本人学生の採用はすくないのです。


確かに有名大企業志向の大学生と中小企業のミスマッチがありますが

それ以上に日本人の大学生は外国の留学生に実力で負けているのです。

企業は倒産することはできません。

社員やその家族の生活がかかっているのですから。。

英語が堪能である。プレゼン能力が高い。忍耐力がある。

自身の問題解決能力がある。などなど・・・

企業は優秀な人材が必要です。


これとまったく同じ話を私は日本人留学生の就職に携わる

関係者の方に2ヶ月前にお話しを聞く機会がたまたまありました。

日本の大学生は「就職氷河期ではない」

「人材氷河期」であると・・

このことを民間企業はわかっていて、掌握していて手を打っているが

公の機関は意識が低い。。。


先日東大が秋入学を検討して実施の方向にあると

報道がありましたが、大学としても人材確保に

危機感をいだいているからです。

優秀な学生を入れないと、レベルの高い研究ができない

国益に関係してきます。。

日本は入学というと桜咲く季節で、満開の桜の下で

入学式の写真を撮りたいと思いますが

もうそんな意識ではいられないのです。


以上なような点から、講演のタイトルが

「子どもの危機・・・・」とついてますが

オーバーでもなく、深刻な事態がきていると思います。

周囲の同世代のママ友と話していてもそう感じています。


こんな話を帰宅して、中学の娘にかいつまんで話してたら

「明日英検の試験だけど、落ちそうだから受験いやだな~」

というので

「落ちてもいいよ。せいいっぱいやってみることが大事だし

そういう子の方が本当は宝物なんだって・・・尾木ママが言ってたよ」

て話したらニッコリしてましたラブラブ