イントロジャムセッション 10/27日 | みきの日記

みきの日記

日記とセッションの記録

土曜日、イントロのジャムセッションに行った。
お店に行ったのは8時頃。この週末はドラムの日だった。ピアノは5人前後、ベースも5人前後だったがドラムは8人位は来ていた。
ギター2人位、フロントも5人位か。ボーカルは0人。リスナーはグループで来ていたりとお店は早々に混み始めた。
演奏者のレベルはまちまち。そんな中にも相当に上手い人が沢山来ているのだ。
来日中のデューク・エリントン楽団のドラマーがやってきて、その時からお店の空気が変わったのだ。演奏家として大きな力があるのだと思う。演奏もとても良かった。
自分の演奏は5曲だった。

1曲目 Alone Together
as. b.阿部さん ds. p.自分
フロントの選曲。ミディアムテンポの4ビートで。
アルトの人は前回も来ていた人。ドラムはまぶお君て呼ばれている人。
どスタンダード曲なので自分はブラインドの練習だった。
イントロのつまずきっぷりは譜面があっても無くても同じだった。
頭に入る前にⅤ度の響きが必要なのだが、Ⅴ度がピアノのどの場所だか分からない。
音が鳴ってない状況だとどうも自分は分からないみたいなのだ。

2曲目 On Green Dolphin Street
ts.かみさかさん b.中村さん ds. p.自分
中村さんの選曲。ミディアムテンポのラテンビート⇒4ビートで。
これもどスタンダード曲なのでブラインドでやる。
かみさかさんはずっと前からの顔見知り。改めて自己紹介した事はないけれど。
独特な演奏と音色は自分の大脳辺縁系にくる気がする。
キライじゃないから自分の波長もちょっとそんな感じになるのだ。
ドラムはふわふわなのでどうにも詰めきれない。
精度が上がらない中でいかにして活力を落とさないで演奏するか。。。
自分は本当はもっと普通な環境で練習したいのだが。

3曲目 Confirmation 
as.久保さん as.井上さん ts.栗原さん b.織原さん ds. p.自分
曲は既に決まっていた。少し速めの4ビートで。
ドラムは黒人のBIGな人だった。来日中のデューク・エリントン楽団のドラマーだそう。
そのドラマーが来てからお店の空気が一転して、何だかとても盛り上がっていた。
演奏も強力だったけれど、イントロには普段から強力な人が沢山来るので自分はそんなに驚かなかった。
これはどスタンダード曲だったが、目の前に譜面が開いてあったのでつい見ながら演奏してしまった。
それにしても自分のソロは何故こんなに縦ノリなんだろう。これはちょっとなぁ。
演奏は大変に盛り上がった。楽しくてよかった。後でドラマーと握手してもらった。

4曲目 The Night Has A Thousand Eyes 
as. ts.かみさかさん b.伊地知さん ds.まぶおさん p.自分
自分の選曲。ミディアムテンポのラテンビート⇒4ビートで。
ジャイアントステップスが挙がって思わず拒否してしまった。代わりに夜千にしてもらった。
ジャイアントステップスって今だかつて演奏した事が無く、自分の出来具合が想像付かなかったので。
アルトの人が100%ポール・デスモンドなのでこれには驚いた。
どれだけ聴き込んで練習するとこんなになれるのだろう?
自分の演奏はというと、ずっと流れに乗れてない感じが残った。
ソロでは上滑りしてしまい一拍無くなってしまった。
リズムセクションがすぐに合わせてくれたのだが、自分では意外に気にしていたりする。

5曲目 Fried Bananas 
ts.栗原さん g. b.伊地知さん ds. p.自分
栗原さんの選曲。速めの4ビートで。
あの曲と大体同じ進行なので、自分はブラインドの練習にした。
この曲の演奏は幾分上滑りな感じでテンポも速くなったりなのだが、自分は気にしないで演奏出来るのだった。
ギタリストは確か韓国の人だ。自分は覚えていた。すこぶるカッコいい演奏の人なのだ。
栗原さんも言っていたがタイム感が違うのだった。自分もそう思う。このタイム感が本業の人と趣味の人を分けているようにも思う。
上滑りする事とタイミングが速い事は全然違う事だ。
どんなテンポの曲でも速いタイム感で演奏出来るようになりたいものだ。