イントロジャムセッション 10/6日 | みきの日記

みきの日記

日記とセッションの記録

土曜日、イントロのジャムセッションに行った。
お店に行ったのは8時頃。この週末は早めの時間の方が混んでいた。
ピアノは2、3人と少なく、ベースは3、4人、ドラムは常時5人位か、ギター1人、フロント5人前後、ボーカル1人で、リスナーはグループなど。
早い時間は学生のグループなどが多かった。サックスの安藤さんも来られていて晩くまで参加してくれていた。
演奏者のレベルはだんだん高くなったと思う。
自分の演奏は8曲だった。

1曲目 But Not For Me 
as. b. ds.山田さん p.自分
アルトの選曲。ミディアムテンポの4ビートで。
これは自分のブラインドの練習だった。苦手な曲なのでちょっと心配だったが。
今回は進行が頭の中で飛びませんように。
ベースは若い人だった。もしかしてこの曲を知らないんじゃないか、という演奏だった。
若い人は何でも良いから沢山聴こう。
自分はというと、譜面が無いのでかなり不安定なのだった。不安定なので周りの影響も受けるのだ。
人前とは思えない位たどたどしい演奏になってしまった。1人で練習している時みたいな。
変な音も頻出しているがこれは進行が飛んでしまっている訳ではなく、音選びが不適切だからだった。
自分だけでなくリズムセクションまるごとたどたどしかったので、アルトの人は力を入れられなかっただろうなぁ。

2曲目 Blue Bossa
ts. b. ds.篠田さん p.自分
テナーの選曲。少し速めのサンバで。
何とか演奏したけれど、録音を聴いたら自分はリズムに乗れていない。ちょっとかみ合っていないのだった。
左手を入れるポイントはそもそも間違っているみたいだった。シンコペーションの感覚は右手ほどは身に着いてない。

3曲目 Chicken
ts. b. ds.吉成さん p.自分
吉成さんの選曲。ミディアムテンポのファンクで。
早稲田のフュージョンマニアの方々と。フュージョンマニアって何ですか。
そこで吉成さんがチキンなんかやったら良いんじゃないかと進言したのだ。
チキンは自分の長い経験の中では確かに演奏の機会はあった。長くやっている人ならそういう機会はあるのでは、とも思う。
色々と忘れているので進行を確認してから始めた。
これも何とか演奏したけれど、自分のノリは少し違っているみたいだった。こういう曲はもっと後ろノリなんだな。
ベーシストは女性で6弦ベースを弾きこなしていた。演奏はスッキリした感じだけれどカッコ良かった。

4曲目 All The Things You Are 
as.荒川さん ts.安藤さん b. ds.篠田さん p.自分
荒川さんの選曲。ミディアムテンポの4ビートで。
これは自分のブラインドの練習だった。おかげ様で毎回のように選曲されている。ありがたい事だ。
荒川さんと安藤さんは演奏のスタイルが違うのが聴いていて興味深い。ビバップとスイングな感じだった。
自分は所々進行が混乱したところもあったがいつも位には弾けたと思う。今回は少し柔らかく弾いてみた。

5曲目 Softly As A Morning Sunshine
as.荒川さん as.井上さん b. ds.柴田さん p.自分
柴田さんの選曲。ミディアムテンポの4ビートで。
この曲だったら自分のブラインドの練習にもなるので良かった。
Aメロディーの部分てソロの人の音の選択を読み取ってバッキングを弾き分けたり、なんて本当は出来れば良いのだが。
まずは自分自身で理解して弾き分けるところからの段階である。
サビはあまり覚えられてないのか時々間違えてしまったな。

6曲目 Old Folks
as.荒川さん ts.安藤さん b.伊地知さん ds.篠田さん p.自分
自分の選曲。バラードで。
安藤さんの音が映えるような曲をしたかったので、お店は混んでザワザワしていたけれどバラードにしてもらった。
皆で半コーラスずつのソロにすると正味10分位の演奏なので、かえって4ビートの演奏より短かい位だった。
自分は本当は皆のソロをもっと長くバッキングしていたかった位なのだが、お店も混んでいるし、ままならない。
バラード曲はブラインドでの練習はしていないので譜面を見ながら演奏した。バラードなら譜面を見ている暇があるから、というのもある。
この先、少しずつ覚えて弾ける曲を増やして行くつもり。

7曲目 Eronel 
as.井上さん ts.栗原さん b.伊地知さん ds. p.自分
井上さんが選曲してくれた。ミディアムテンポの4ビートで。
意外にもモンクの曲は久し振りなのだ。少し前まで毎回の様に演奏していたけれど。
この曲は心配だったので譜面を見て演奏した。自分の場合、テーマがブラインドで弾けない曲は進行も覚えていない。
自分の演奏の仕方は前と変わったと思った。人から言われても自覚が無かったがこれは本当だった。
自分で言うのもなんだけれどピアノが上手くなった。ま、確かに共演の人達もとても上手かったのだ。
上手くなったのは良いとして、モンク曲は面白い曲調とモンク自身の唯一無二の演奏のタイム感から成り立っていると思っている。
だから、あまり流暢に演奏するとモンク曲の味わいが変わってしまうようにも思った。変な曲が変じゃない曲になる、というか。

8曲目 Groovin’High 
tp.飯島さん ts.栗原さん b.伊地知さん ds.牟田さん p.自分
栗原さんの選曲。少し速めの4ビートで。
この曲の暗譜率は8割程度なので譜面を置いてやる事にした。実際のところあまり見ている暇が無かった。
飯島さんとは久し振りだった。トランペットはきちんと練習しているようだ。
共演の人達の演奏はとても良かった。自分もまあまあ弾けて良かった。でもソロよりバッキングの方が得意なんだなぁ。
暗譜出来ていない部分は最後の4小節だった。ここに来ると曲の進行が突然白紙になって、バッキングの時もソロの時も勢いが止まってしまうんだな。