皆さん お元気でしょうか? 飛雄馬です。


今、起業すべきかどうか
悩んでいる方いらっしゃいますか?


私の経験から起業前に最も大切なことを
お伝えしましょう。


私は20年間、飲食事業、建設事業、不動産事業、
コンサルタント事業など複数の事業体を経営してきました。


建設事業は父の会社を譲り受け、他は自ら立ち上げました。


特に主力事業であった飲食事業の立ち上げには
相当なエネルギーを要しました。


どんな事業をスタートさせるにも第一歩がなかなか出ない。
そう思う人は少なくないのでは。。


私は、飲食店1号店を自分の28歳の誕生日にオープンすると
自分に誓い、綿密な計画のもと努力しましたが、
結局2年後の30歳の誕生日にオープンすることになりました。


この2年間は既存事業を含め色々な諸事情が様々起こり、
何度も諦めようと思ったことがありました。
三歩進んで二歩下がる。といった感じの日々、
でも、諦めなかった結果、第一歩を踏み出すことが出来ました。


お陰で開店当初から月商800万円をたたき出し、
好調な滑り出しができて、第1歩目が出れば
2歩目、3歩目は流れもリズムも良くなり、
何と言っても大きな自信がつきました。

1号店オープンから2年後に2号店、翌年3号店と
その後のチェーン展開の基盤を作ることが出来ました。


今振り返ってみると、
なぜ、順調に成長できたのかと言えば、
やはり、最初の事業を始めるにあたっての
その事業への思い“初志”にあったと思います。
“初志”が、私を支えてくれました。


私の母は私が18歳の時に病気で亡くなりました。
母は、私が幼少時から病弱で、寝込むことがよくありました。
それなのに、私たち5人の兄弟を元気に育ててくれました。
また、毎日、一生懸命食事を作ってくれました。


野球少年だった私はいつもユニフォームを真っ黒にして
家に帰ってくると、いつも母は台所で料理を作りながら
待ってくれていました。


試合の前日には必ずでっかいとんかつが食卓に並び、
また、嫌いなピーマンも食べてもらいたいとみじん切りにして
ハンバーグに練り込んでわからないように食べさせてくれていました。
いつも、我が家の台所は笑い声が絶えず
とても明るいイメージがありました。


そんな“母の温もりのある家庭の台所”をコンセプトとした
定食屋を立ち上げたいと思ったのが私の“初志”です。


また、亡き母の一枚の写真をデザイナーの事務所に持って行き、
母をモチーフとしたお店のキャラクターまで制作しました。


母も私たちと一緒に店内で
お客様に接客してくれているようなそんな感じにもなり、
また、自分自身の“初志”を忘れないためでもありました。


今から起業される皆さんへ
当然、事業資金を第三者から調達するかしないかに関わらず、
事業計画書は必ず作らなければなりません。


まずは、この“初志”を自分で
しっかりとイメージしましょう。


そして、時間をかけ模造紙でも何でもいいので
でっかい紙に自分の手で書いてみましょう。


自分がどうしてもやりたい、
周りの皆が何と言おうとやりたい、
周りの皆が羽交い絞めしてやめろと
言われても絶対にやりたい、ことを・・・


儲かりそうだからやろうと言った
薄っぺらな考えでは絶対に失敗します。


自分の心の中の魂の叫びのような強い思いが必要です。
今の時代そんなに事業は甘くはありません。


是非、自分でしっかり考え新たな第一歩を
踏み出してほしいと願います。


ご参考になれば幸いです。


では、今日も一日頑張って参りましょう!