皆さん お元気でしょうか? 飛雄馬です。


ある書籍から
「マネージメント・バイ・ウォーキング・アラウンド」
という考え方を教わりました。
訳すると「動き回る経営」。


上司が窓を背にして
座っている風景はよく目にします。


部下が上司の所へハンコをもらいに行ったり、
指示を受けに行ったりよくあることです。


時には「何やってんだぁ!やり直し!」と
ふんぞり返って部下を罵倒する上司もいます。


まず、椅子に座っているようでは、
部下から信頼は得られません。


部下が立って上司が座っているのではなく、
上司が立って部下が座っている状態でなければダメ
です。
ところが逆が多い。


上司が部下以上に動き回らないとダメです。

上司が実際動き回って、
自分の目で見て、自分の肌で感じて
自分の口で直接部下と話をする。


私はこれを20年間、飲食事業、建設事業、不動産事業、
コンサルタント事業など複数の事業体を経営してきた中で
最優先に実践してきました。


いつも、私は自分の車に、お店用のエプロン、
建設現場用の作業服・ヘルメット・安全帯
不動産・コンサル用のスーツ・ネクタイなどを
常備しておりました。

いつどんな時でも現場で戦える体制をとるためです。


上司が、汗をかいて動いている姿を見ると部下も
「あれだけ本気でやってくれているんだったら自分も頑張らないと!」
と思うのが普通です。


私は、営業終了後に訪れた自分の店では、
よく皿洗いを手伝いました。
必ず、スタッフがすぐにやってきて
「社長、やめてください。」と言ってくれるのですが、
私の思いとしては、勿論、社員と一体になりたいと
思う気持ちもありますがもう一つ、
皿洗いを汗びっしょりになってやることで、
創業当時を思い出すのです。


お金もない中、苦労して1店舗目を出店した時を。。。
創業原点を忘れないことが自分にとって、
大事なことであると感じていたからです。


会社は生ものです。
今良くても、いつ悪くなり会社が傾くか分かりません。
社長の自信が慢心に変わったとき一気に崩れます。
事業経営は毎日が戦いです。


この度、動き回ることで
有名なローソン社長新浪剛史氏は
代表権のない会長になり
サントリー社長に新たに就任するという。


しっかり優先順位を決め
まずは動き回ろうではありませんか!


今日も一日頑張って参りましょう!