天河神社ツアー2回目 | another way

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新たにまた一歩踏み出す

今月、再び奈良の吉野、天川にある天河大辨財天社(天河神社)に、お参りさせていただきました。

 

前回は今年の1月、このときは、たまたま居合わせた会でそのような話になり、

みんなでお参りに行きましょう!となったツアーでした。

 

今回は、”ツアーやります!ただし現地集合現地解散!!”という案内を見て、

行きたい、でもあの山の中にどうやってひとりで行く?レンタカー?バス?

と夜中に考えて答えが出なかったので一晩寝て、朝見たら、もう「満席」

 

参加できない!となると、俄然「惜しい」という気持ちが湧きでてくるもの。

 

”キャンセル待ち受付けます”とのことだったので、列に並ぶことにしました。

 

そもそもご縁が無いと行けないといわれる神社、ご縁があれば行けるはずと思い、

気長に待つこと数十日、、、

 

きました、「キャンセルがでましたが参加されますか?」のご連絡。

 

参加したいのですが、現地集合が不安なことを主催の方に告げると、

参加予定の中から前回のツアーでも一緒だった方も参加されることを教えていただき、

連絡をとってレンタカーに相乗りさせていただくことになりました!

 

やったー!

 

これは、行ける、来てもいいよ!ということだわ!とそこからハイテンション!

 

 

なにしろ今回は、境内に一泊するという、中々出会えないツアー。

 

ちなみに天河神社は天に繋がる、天にもっとも近い神社ともいわれ、

ここに何度もお参りして人生が変わったひとの中には、世に言う大物の方々も多数。

 

あの松下幸之助さんや稲盛和夫さんも足繁く通われたと聞いております。

 

 

そのような神社の境内に夜、参拝客はまったく居ない空間に、

椅子をだして、座ってじっと自分の心を見つめる、あるいは、神様からのメッセージを聞く。

 

主催の方も、翌日の正式参拝より、むしろこちらが今回のツアーの「推し」だと。

 

夜9時頃から参加者全員で、拝殿へ。

 

最初は控えめに一列に横並びに座っていたのですが、途中から、

「神様がもっと近くに来ていいよって・・」との声で、

移動して、神殿に上がる階段の近くまで寄って、かたまって座ることに。

 

私は、その日の午後、着いたときにお参りした際に、主催の方を通していただいた言葉、

 

「あなたがやりたいと思っていることを神様が応援してる」の意味をずっと考えていました。

 

そのやりたいと思っていること、を告げられたのですが、

自分自身、漠然とそんなことができたらいいなと空想するように考えていただけで、

なぜ、それを言われたのか?腑に落ちないところがあったのです。

 

なぜですか?どうやってそれを実現したらいいですか?と問いかけながら座っていると、、

 

子どもの頃、仲が良かった両親がどんどん不仲になり、学校でも居場所がなくて、

心の拠りどころがなくて、心細くて、淋しかった、

そのときの気持ちが、わぁーと溢れてきて、涙が止まらなくなりました。

 

ほかに鼻をすすっているひとがひとりくらいはいらっしゃったのですが、

それ以外はみなさんしずかに瞑想しているような状況で、

ひとりズーズーと鼻水と涙が止まらなくて、いい歳して恥ずかしい・・・でも止まらない・・

 

そのときに、はっと気づきました。

 

この子どもの頃の淋しかった気持ちが癒やされないままになっていること。

 

これを癒やさなければならなくて、そのために、

 

その”やりたいと思っていること”をやる必要があるのだと。

 

誰かひとのためでもあるけれど、何より自分を癒すために。

 

腑に落ちたのと、神様が応援していると聞けたことで、

 

これからやること、目標がやっと明確になりました。

 

このツアーに参加したいと思ったそもそもの思いは、

自分のやるべきこと、やりたいこと、がまたしても何かわからなくなってしまったから。

 

少し抽象的ではあるものの、それを教えてもらえただけで、来れて良かった。

 

翌日の正式参拝では、遠い遠い昔から続く神社とその土地から、

ずぅーんと強いお力をいただけた感覚がありました。

 

台風が接近していて、時々雨が強く降ることもありましたが、概ね穏やかに参拝できて、

帰りも何本もの新幹線が運休する中、

私が予約した新幹線は予定通りに運行され、時間の乱れもほんの少し、3分遅れで到着。

自宅まで傘も必要なく、自宅に着いた数分後に大嵐の奇跡。

 

神様に導かれ、守っていただいたような2日間でした。