母が亡くなってからが大変でした。
病院では亡くなって葬儀屋さんが来てお見送りをして終わりますが、遺族は諸々の手続きをしなくてはいけません。





やる事が多すぎて心身疲労が凄かったです。
悲しむ間もないくらい動き回りました。






✔死亡届の提出(死亡を知った日から7日以内)
✔死体火・埋葬許可申請(死亡届と一緒に申請)
✔年金受給の停止(死亡後速やかに、国民年金は14日以内)
✔介護保険資格喪失届(死亡後14日以内)
✔住民票の抹消届(死亡後14日以内)
✔世帯主の変更届(死亡後14日以内)
✔遺言書の検認(期限はないが速やかに)
✔相続放棄(3ヶ月以内)
✔相続税の申告・納税(死亡日の翌日から10ヶ月以内)
✔遺産分割協議、遺産分割協議書の作成
✔死亡保険金の請求(2年以内)
✔銀行・金融機関への連絡
✔国民健康保険加入者の葬祭費請求(葬儀から2年以内)
✔高額医療費の請求(対象の医療費の支払いから2年以内)
✔不動産の名義変更
✔預貯金の名義変更
✔自動車所有権の移転
✔公共料金の名義変更
✔携帯やプロバイダーの解約



他にもまだまだ沢山あります。個人によっても手続きするものが変わるので割愛します。





私は司法書士さんなどにはお願いしませんでした。
お金もかなりかかるのと、経験として自分でぜんぶやってみたかったというのもあり自分で全てやりました。





経験のしたことのあるわかる人に少し手順などを聞いたり自分で調べながらやりました。





特に大変だったのは相続に必要な戸籍を全て集めなければいけないということです。
母の出生から死亡までの住んでいた所の戸籍を集めるために全国飛び回るのです。





引っ越しとかで戸籍を移せば移しただけその住んでいた役所に戸籍を貰いにいかなければなりません。





母は4ヶ所移動していたので私はその役所まで戸籍を取りに行きました。





遠方であれば郵送も可能ですが、私は全部回って取ってきました。
ちょっと小旅行でそれが意外と気分転換になりました。





母はオペも2回行ない、ICUにも2週間いて薬もたくさん使って医療費もかなり高額になりました。





通常は全額を支払った上で申請し、自己負担限度額を超えた金額が払い戻されます。





母が入院中に高額医療の請求もしなきゃなーなんて思っていたタイミングで事務の方が来ました。





一時的ではあっても多額の費用を立て替えることは大きな負担になります。




そこで医療従事者なのに恥ずかしながら初めて知ったのが『限度額適用認定証』というものでした。





これを交付し、医療機関の窓口に提示することで医療機関ごとにひと月の支払額が自己負担限度額までとなります。

※食事代や保険適用とならない費用(差額ベッド代など)は別途支払いが必要になります





この様にとにかく諸々の手続きが本当に大変でした。
仕事をしながらだと休みの日しか動く事が出来ないので、多少お金をかけても司法書士さんなどに依頼してもいいのかもしれませんね。