こんばんは★昨日は夜勤でした!
入院してきた患者さんに爪を立てられてミミズ腫れになったけど、不安や嫌な気持ちからこの様な行動に出たと思うので痛くも何ともありません☆


人生で初めて挫折した精神科実習に数年の時を経て再び挑み、無事に精神科実習を終えた時弱かった自分とさよならできた。
実習を終えたことで本当に挫折を乗り越える事が出来たんだと実感しました。
今日はその時のお話しをしたいと思います。


当時、精神科実習で挫折した時の私は20歳そこそこの年齢でした。
経験もなく、また精神科の患者さんに対する偏見とかもあったのかもしれません。
関わる事が怖い。どうやってコミュニケーション取ればいいんだろう。
元々苦手意識もあったから余計嫌な気持ちがあったのかもしれません。


何で精神科の患者さんが怖いか。
今ふと思えば過去に遡りますが、中学生の頃にその様な疾患を持った同級生の男の子に殴られて蹴られたことがありました。
たまたま近所でばったり会ってすれ違う時に、こちらに近寄って来ました。
怖かったけど私は避ける事が出来ず、気が付いたら私の正面にいて飛び蹴りされた後にお腹を殴られました。
私は地面に倒れ込んで、その子は立ち去りました。

泣きじゃくりながら家に帰り、おばあちゃんとお母さんに報告しました。
おばあちゃんはその子の家のおばあちゃんと仲良しだったので、おばあちゃんは直ぐにその子の家に電話をしてくれました。

孫が●●くんに殴られて蹴られたと。

本人からの謝罪はなくておばあちゃんがその子の代わりに謝ってきました。
本当にあの時は怖かった。抵抗する間もなくいきなりだったから。


でも小学生の頃に同じクラスだった時は私が風邪で休んだ時はプリントとか持って来てくれたりもしていたんです。
でもコミュニケーションがうまく取れないのか何も言わずに無言で差し出して立ち去っていく事が多かった様に思います。

もしかしたらコミュニケーションを取りたかったとか何かあったのかもしれませんが、病気のせいでそれが上手く行かなくてアクションを起こしたのかもしれません。


経験を積んだ今なら冷静に客観的に考えられるけど、当時は中学生だからわかるはずもなく。。
とにかく怖いという感情しかなく。。


きっとその時の恐怖が実習で蘇ったのかはわからないけど、そんな当時の出来事も精神科実習が嫌だった理由の1つかもしれません。


しかし、4年の時を経て臨床で経験をし精神科の患者さんとも仕事の中で沢山関わるようになって偏見とか恐怖とかなくなったのかもしれません。
むしろ、すごく繊細で優しい人が多いって事に気付いた。
でも、病気のせいで色んなことが上手く出来なくて周りからも偏見の目で見られる。。
当時の自分もその1人だったけど、今思えばそんな彼を理解しようとしなくて申し訳なかったなって気持ちでいっぱいです。
好きで病気になった訳じゃないのにね。。


改めて挑んだ精神科実習は振り返ってみれば楽しかった!
経験を積んだ事で自信と心にゆとりが持てるようになって、患者さんと楽しく関わることが出来た。

患者さんとはレクリエーションで作る料理の材料を買いに行ったり、何かを一緒に作ったり、カラオケしたり、ラジオ体操したり。
レクで作った物や部屋を見てほしいって病室に案内されたり(笑)
当時なら恐怖心とかあったけど、普通にお部屋に案内してもらって沢山お話もしたりしました。

中には上手くコミュニケーション取れなかった人もいましたが、何かを一緒に作業する事で少しずつ距離が縮まりいつからか相手から話し掛けてくれるようになった時は凄く嬉しかったのを覚えています。

こうやって過去は辛かった精神科実習も、凄く楽しい実習期間になり最後はちょっと名残惜しくなっていました。

精神科の患者さんだけでなく、何でも物事には必ず背景があります。
表だけを見て決めつけて判断するのではなく、その裏には何かあるのかもしれない、と
多角的に見て相手を知ろうとする事が大切なんだなって再確認出来た実習でした。


このたかが3週間されど3週間の実習を終えたことで本当に挫折を乗り越えることが出来たんだ!って自分の中で当時のリベンジが幕を閉じました。


しかし正看護師にならなければ意味がありません!
看護師国家試験は人生で最も勉強した期間だった様に思います。


次回は看護師国家試験を受け卒業するまでをお話しをしたいと思います(*^^*)