宮城へ物資を届けに行った先輩のblogをOKが出たので、載せさせていただきました。↓



前回、集まった支援物資の全てです。

<衣類関係>
レディース服
メンズ服
子供服         それぞれトップスだけでも100枚前後

ズボン・スカート系は男女ともに20枚以上


コート・カーディガン類 約20枚

レディース下着     2枚

レディース靴下・ストッキング       
約40足

レッグウォーマー    2セット

レギンス        約10枚

メンズ下着       約35枚

メンズ肌着       約25枚

メンズ短パン      3枚

メンズ靴下       40足


大人用靴(新品)・サンダル
4足


子供用靴        2足

帽子(手作り含む)   7個

マフラー(編み物の手作り含む)     
6個       

手袋(編み物手作り)  5個

シュシュなどのアクセサリー 多数

カバン 多数



<子供関係>

おもちゃ(おもちゃ・シャボン玉・風船・トミカ他) 多数

アンパンマン関係

文房具

ディズニー関係

お弁当箱

絵本          約40冊 



<薬関係>

栄養ドリンク      50本

風邪薬(大瓶)     1箱

胃腸薬(大瓶)     1箱

鎮痛解熱剤(大瓶)   1箱

湿布          5袋

うがい薬(大瓶)    1本

冷却シート       約40枚 

ビタミン剤・整腸剤試供品多数

ばんそうこう      2箱

    


<日用品>

水のいらないシャンプー 31本

トイレットペーパー   9ロール

BOXティッシュ    5箱

キッチンペーパー    4ロール

ウェットティッシュ(本体・詰め替え)  
27個

アルコールジェル    10本

マスク         14箱+α

綿棒          3P

爪切り         1個

ホッカイロ       10枚  

赤ちゃん用オムツM・L  それぞれ30枚ほど

褥婦用用品(お産パッド、ナプキン) 

赤ちゃんおしり拭き   28個

生理ナプキン      2P

ペーパータオル     2個

汗ふきシート      5個


洗顔剤         化粧水         3本

ハンドクリーム     4本

化粧品アメニティー   多数

ホテルアメニティ関係(髭剃り、くしなど)多数

歯ブラシ 多数

歯磨き粉(試供品含む) 多数

石鹸 多数

ハンドソープ      1P

入浴剤 多数

シャンプーリンスアメニティ 多数

ボディローション    2本

シェービングジェル   1本

洗濯洗剤        大2(+試供品2)   

   

<生活用品>

バスタオル       約16枚

フェイスタオル     約60枚

ハンドタオル      約30枚

衣装ケース       8個

布団一式        2セット

毛布          2枚

やかん         1個

なべ          2個

コップ         4個

ガムテープ       1個

業務用荷造りテープ(ロープ)       1R

サランラップ      3個

アルミホイル      3個

蚊取り線香       1缶

ライター        1個

単3電池        多数

洗濯バサミ       割りばし・スプーン・ストロー
ろうそく 1ケース


     
<食品>

500ml水      24本

各種調味料       数種類

おかし 多数



もしかしたら書き忘れているものもあるかもしれません。


私たち夫婦は、4月22日に出発し、翌23日石巻の個人のお宅へ無事届けてまいりました。



出発までに集まった上記の物資は6畳の部屋を歩けないくらいに埋めつくしました。



本当に皆様のあたたかい気持ちがたくさん伝わるものばかりでした!



今回、伺ったところはすぐそばに津波の影響で船が岸にのりあがったりしている川があり、かろうじて津波の難を逃れた集落でした。



中心となって物資を受け取ってくださった方のご自宅は地震の影響が少なかったものの、すぐ何軒隣の家は全壊・半壊していたり、道路も陥没しているところがありました。



しかし、影響がないといっても、まったくないわけではなく、家内のものは少なからずとも壊れたものもあり、ライフラインが復旧したのもつい最近、まだ回復していないご自宅もあり、みんなで助け合っていらっしゃるとのこと。



津波で家がまったく無くなった人が何キロも歩いて逃げてきて、住める場所のある家に身を寄せ、生活している家庭、幼子を連れ命からがら逃げてきた人、避難所にいったものの悪臭と不衛生さがひどくいれなくなり半壊していていつ壊れるかかわらない自宅に避難している人、ヘドロの中からお茶碗や洋服、靴を探して使う現実、そんな方が多く暮らす地域です。



避難所では物資が余ってるけど、もらえないという個人宅の現状をお話を伺い痛感しました。



津波の被害がなかった方はお金はかろうじてある、でも、地震で壊れた家の修繕にあてることを考えると途方に暮れ、最低限の生活の水準を保つ気力もなくなってしまったこともあるそうです。



そんな中私たちのできることは・・・

お金はあっても、それは食べるという人間が最低限生きるために必要なものに充ててほしい、衣類は古着でいいなら協力できるのではないかという視点から今回皆様にお声をかけさせていただきました。



おかげさまで、数えきれないほどのお洋服が集まり、日用品・生活用品までお届けすることができました。


石巻の方は本当に優しいご夫婦で、周囲の方のことを自分のことのように考えて支えていらっしゃいました。


ストーブさえも貸しだしたりして協力し合っていらっしゃいました。



病院も通常診察に戻るにはまだ時間がかかりそうで、持病を持った方は本当に大変だそうです。



石巻のご夫婦が今回の皆様の温かい気持ちのこもった物資を前に、本当にありがとうございます、なんて言っていいか、感謝の言葉しかないです、本当にありがとうございますと何度もお礼を伝えてほしいとおっしゃってました。



マスコミが取り上げるのは避難所や、景色がひどい場所。でも、個人宅でこのように命をつなぐために協力しあって生きていらっしゃる方々もいる、目の行き届かないこんな場所がまだまだあるんじゃないかなと思います。



私たち個人でできることは限られています。



大きい避難所のように、大きな企業からの大口の物資しかいらないというところばかりが被災地ではない。


私たち夫婦ができることは小さいけれど、今回個人宅の集落とつながりがもてたことに何か意味があるのではないかと思っています。


だから、もう少し、小さなものではあるけど、支援を続けたいと思っています。


また、皆さんのお力をお借りすることができたらと思っています。



無理はしないを合言葉に協力していただけるとうれしく思います。



本当にこのたびはご協力ありがとうございました。