スポーツマンから学ぶ | チョイス・ラーニング・・・素敵な人間関係の中で。。。

スポーツマンから学ぶ

全豪オープンテニス2024

男子シングルス決勝、

イタリアのヤニク・シナー選手が

2セットダウンから大逆転で

グランドスラム初優勝をしました。

おめでとうございます。

 

準決勝、2セットダウンから逆転勝利した

ダニル・メドヴェージェフ選手でしたが、

決勝は反対に2セットアップから

逆転負けをしてしまいました。

 

悔しかったでしょうね〜。

それなのに、シナー選手といっしょに写っている

写真の表情は、とても清々しく感じます。

 

すごいなぁ〜。

私だったら、凹んでうつむいて、

泣いているかもしれません。

 

そして、試合後のオンコートインタビュー。

準優勝のメドベージェフ選手は

「ありがとう。まずはヤニック(シナー)を祝福したい。

今日、君はなぜそれに値するのかを示した。

最後まで戦った。多くの大会で優勝し、多くの決勝を戦い、

多くの試合に勝っている。

おそらく最後のグランドスラムではないだろうね。

もし決勝で対戦することがあれば次は勝ちたい。

次はもっといい試合ができるように頑張るよ。

本当におめでとう。君はそれに値する」

と、スピーチしました。

悔しさよりも相手への励まし、承認、尊敬を

感じるスピーチでした。

さらに、
「テレビを消したかどうかはわからないけど

ダーシャ(妻)、アリサ(娘)、もし見ていたら、

一緒にそこにいたように感じたよ。

残念ながら今日は勝てなかった。

でも、次は君たちのために頑張るよ」

家族への愛も超一流ですね。

 

 

話変わって、

ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチ

王者 スーパーレック・キアトモー選手 VS 武尊選手

残念ながら、武尊選手が判定負けしてしまいました。

 

試合後のリング上のスピーチで武尊選手は、

「絶対勝って世界一を証明したかったんですけど、

今できる限界までやってきました。

もうこれ以上の体を作れません。」

「今日会場に集まってくれるみんなに

パワーを与えたかったんですけど、

そのために今できる限界ギリギリの

ところまでやりました。

絶対に勝って、みんなに武尊についてきて

よかったって思ってもらいたくて、

死ぬ気で頑張ってきたんですけど、

今ホント、地震とかいろんなことあって、

つらい思い、苦しい思いしてる人たちに、

僕が命懸けで戦って頑張ってれば

いいことがあるって見せたかった」

と、涙を流しながらファンに話しました。

 

謝罪する武尊選手。

このブログで何度も書いてますが、

負けることは悪いことではないので、

謝罪はしなくていいのになぁ、と思いました。

 

最後まで諦めずに相手へ向かう

武尊選手の在り方に多くの方が、

感動と勇氣を与えてもらったと思います。

 

被災している人たちにも

その思いはきっと伝わっていると思います。

結果は残念だけど、胸を張って欲しいです。

できれば、また元気にリング上で

ファイトする武尊選手を見たいです。

 

メドベージェフ選手も武尊選手も

素晴らしい超一流のスポーツマンですね。

敗戦を喫しても腐らず相手への

リスペクトを大切にしています。

 

スポーツマンはカッコイイ!

 

その在り方に痺れます。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

「テニス上達の鍵は人間関係にあり」

 

今日も共に、素敵な一期一会がありますように。。。

 

頑張ろう!ニッポン!