新品の楽器と中古の楽器はどちらがいいですか？とのお問合せがあります。
例えばサックスを例にお話しすると新品の中級モデルの楽器が200,000円、中古の上級モデルが200,000円、となると中古を購入した方がお得です。
楽器は音が命ですので中古の上級モデルをおすすめいたします。
次に中国製の安価な新品楽器60,000円と日本製で30年ほど前に生産されたとても古い楽器60,000円。
こちらでも中古をおすすめいたします。
ようは上のランクの楽器を購入して欲しいという事です。
管楽器の場合、アナログですので古い楽器でも定期的にメンテナンスすればずっと使えます。
しかし中古楽器を購入する際は以下に気をつけねばなりません。
金管楽器であればロータリー、ピストン、抜差し管、スライドの動き、木管楽器はキイの動き、タンポ交換がされているかどうか等。
この辺りが十分でないとメンテナンスに費用がかかってしまいますので。
話は変わりますがピアノの場合はアップライトやグランドピアノをおすすめいたします。
電子ピアノは長年使う事が困難な為です。
デジタル機器は壊れたら買い替えがほとんどで修理は可能ですが高額修理となります。一般の電化製品と同じ考えでいいと思います。
もし、電子ピアノを購入する時は新品を購入してください。
古い年式ですと部品の生産中止により部品供給できない為です。
アップライトは中古で最低でも300,000～400,000円程になります。
高いなぁと思われるでしょうがちょっと待ってください。
先ほどアナログはずっと使えると言いました。
ですので需要がある為売れます。
電子ピアノは二束三文ですがアップライトやグランドはそれなりの売値がつきます。
管楽器も同じで上級モデルの楽器は購入の際は高額な出費ですが売却する時も高値がつきます。
へたすると最上級モデルでは購入時の金額よりも売値が高値になる事も。
楽器を始める時から売る事なんて考えないでしょうが参考にしていただければと思います～(＝⌒▽⌒＝)