膵臓癌と闘う母と私の日々の出来事をブログにあげてます。

秋になり、母が段々と衰弱してきていました。入院を拒む母。
私は仕事へ行かなくてはならない毎日に、後ろ髪を引かれる思いで出勤していました。
1人で大丈夫かしら?何か食べているかしら?痛みが酷くなってないかしら?
心配事ばかりです。

膵臓癌に効く飲み薬は無く、痛み止めの貼り薬、下痢止め、この2種類のみ使用していました。
栄養剤のエンシュアリキッドは、たまに飲んだり飲まなかったり。
私の勝手なる理解ですが、ジェネリック薬品は使用して欲しくない。
まだこの頃は、さほど推奨されていませんでしたが、先生には伝えておりました。
身体に入るお薬です。
先発品が良いに決まってる!と私は思っていました。
お薬代が安くなったとしても、効果が先発品と全て同じなのか?副作用の心配もありました。
個人的な意見ですが、私はジェネリックを処方箋に書く先生にはかかりません。
一般名処方であれば、自分で先発品かジェネリック薬品かの選択が可能です。
薬品名でジェネリックが書いてあった場合は、直ぐにクリニックの受付で変更をお願いします。

母のお薬も勿論、ジェネリックが書いてあった場合、私が先発品へお願いしていました。
何も聞かずにジェネリックに変えてしまう悪質な調剤薬局もあります。
今は、ジェネリックが主流みたいになり、私としては困りました。
医療費を抑えるために必要な事は理解できますが。
親戚も調剤薬局でジェネリックを薦められ、後から出たお薬だから良いお薬だと勘違いしジェネリックになっていました。
次は先発品に戻してもらうように、薬品名をメモして渡しました。
ジェネリックメーカーも凄い数で、薬価も高い物から安い物まで様々です。
ジェネリックメーカーでも有名なメーカーは、薬価も高く、先発品てあまり変わらない場合もあります。
湿布薬は、やはり剥がれやすかったりしてますが、かえってそれがかぶれなくていいと言う人もいます。
それぞれですね。

膵臓癌に効果が得られるかも?と期待していたお薬TS-1も、なかなか使用までには至らずにいました。
ダメかもしれないけど、使ってもらえないのかな?と思ってみたり。
先生のお考えもあるので、致し方ないことではありましたが。

母をどう説得して、入院させるかを考え、栄養剤を点滴してもらって、少し元気になって戻ってきたら?と話しましたが母は頭を縦に振る事は無く。
衰弱しながらも、腹水はそのままでパンパンなお腹。苦しいのではないかと心配です。
早く母を説得し、入院させないと、このままでは死んでしまう。
そんな毎日が過ぎていきました。

突然、大出血し、死に至ることもあります!と先生が私に話してくださった言葉が頭をよぎりました。
毎日仕事をしながら母の心配に、私の心も悲鳴をあげていました。
奮い立たせて出勤するのが、辛かったです。

続く(4/23へ)