義祖父が亡くなり、バタバタと過ごした連休。
張っていた気が緩んだのか
日頃の疲れなのか
夫が高熱を出した!
フワッフワと軽い不調で身体を整えるタイプの私と違って
旦那が風邪をひくというのは結構珍しい。
思い返せば数日前に、ヘッドマッサージをした時
なんか熱っぽいなと感じて
「熱出てるんじゃない?」と訊いたなあ。
そのとき測ったら平熱だったけど。
あの時から熱はこもっていたのかも。
ま、とにかく
35℃台の平熱な夫が38.8℃を叩き出したので
それなりにキツかったんだと思うけど。
熱出て弱ってると
あーだこーだ余分なお願いしてこないから
夫の発熱はキライじゃないのだ(笑)
フラッフラで仕事から帰宅して
私に言われるでもなく
いそいそと素っ裸になり
そのままベッドに入った夫を見て
『お主なかなかやるじゃあないか!』
と、頷く素肌寝ラバーの私。
キレイ好きな方には
「ギャー!布団!」などと思われるかしら。。。
そのままピークで38.8℃まで熱を上昇させてたけど
数値を言うと引っ張られて弱りそうだったので
ヒミツにしておく妻スキル発動!笑
「熱をこんなに出せるなんて、体力あるんだね!」
「あなたの白血球、めっちゃ戦闘力あるんだね!」
と、とにかく褒めておく。
朝、様子を見て肌に触れてみると
熱、下がってる!!!!
いやしかし、敷きパッドも毛布も
めっちゃ湿っとる!!!!!!!!!!
ひくほど湿っとる!!!!!!!!!!
「こんなに汗かけるとか、凄すぎる!!」
「人体の奇跡!」
「素晴らしい戦いっぷり!!」
と、心からの感動を起き抜けの夫に伝える
少々ズレている妻。
36.4℃と、35℃台人間的には
平熱ではないものの
かなり楽になったご様子。
そして夫は気付いた!
「あの万年肩凝りが消えている!!」
目を輝かせて肩をぐるんぐるんする36歳!
すごいねえ。
上手に風邪を経過しましたねえ。
折りにふれ読み返している
野口晴哉先生の『風邪の効用』
風邪の効用 (ちくま文庫)/筑摩書房

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ーーー以下、本文P21〜22より引用ーーー
ところが風邪を引くと、鈍い体が一応弾力を恢復するのです。
(中略)体を使っているうちに、或る一部分が偏り疲労の潜在意識になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引き、風邪を引いた後、恢復してくる。それで私は風邪は病気というよりも、風邪自体が治療行為ではなかろうかと考えている。
ーーーーーー引用ここまでーーーーーー
まさにこれ!
感動ものです。
この本で野口先生は
一人のハシカなら誰でも治せる。
的なことも書かれていて、
「そんなのまだムリ!!」
と思う達人的な部分も多いのですが
でもきっと丁寧に見つめていけば
そうなのかもなー
と思わせてくれる夫の発熱でした。
高熱のピークで、フラッフラで
帰宅後すぐに衝動的に真っ裸になっていたのも
日頃の素肌寝という土台あってこそだけれど
「寒いから温かい格好をしなきゃ!」
と、頭で考えるのではなく
衝動的に本能的に
身体が自分を緩めにいった行動に見えて
ナイス!!!
と、今思い出してもハナマル付けたい行動でした

高熱の素肌寝
必要なのは家族の洗濯力だけ!!笑
フと思ったけど
出産なんかも真っ裸の方が
生命力発揮できるんじゃないかしら♪
あまりの楽しさに長文になってしまいましたが
「どこにも出掛けられなくてごめん」
と気にしてくれた夫に
「発熱、最高だった!」
と、伝えたい2017年G.W.の思い出です!
ご精読ありがとうございました。
おやすみなさい!
朝読んだ方は、おはようございます!
手洗いうがいでlet's風邪予防!