今日、熱測った?
それって、平熱?
これを読めば、
自分の平熱を知る術が分かり、
その温度が発熱に当たるのかどうかを
判断できるようになるはずだ。
コロナウイルスの広がりが世間的の注目を集めてきた3月初め、
学校では
「毎朝検温して報告してください」
ということになった。
学校が終わった今も、体調管理の一つと思って続けている。
が、ずっと疑問に思っていることがあった。
私の平熱って何℃?
何℃になったら発熱なの?
そもそも、測るたびに違うけど?
何℃になると発熱、なんじゃなくて
平熱が何℃かによって判断が変わるのは知っていた。
自分の平熱は36.5℃くらいだったな。
なのに、ほかほかで目覚めた朝は37℃を示すこともあった。
これは微熱があると思われるんじゃ?
誰しも自分が
そこで初めてのコロナ患者にはなりたくない。
熱があると思われるのが嫌なので、
布団から出て測りなおす。
すると今度は36.7℃で収まった。
また、肩を出して冷やしてしまったある朝は、
36℃を切っていた。
あ、これは低すぎる。
そして身支度を整えてから、もう一度測ってみた。
36.4℃。
よし、これならいい。
というわけで、自在に事実を操っていたのだ。
得たい数値を測定しなおして得る。
嘘は無いが、じゃあ、
どれが本当の体温なんだろう?
というわけで、体温について調べてみた。
体温は、体の場所によっても違うし、一日のうちでも変化する。
また、食事の直後や運動の後に熱くなるのは経験があるだろう。
平熱とは、このような急に体温が上がる時を除いた、
言い方を変えれば、健康で安静にしている時の体温である。
日本人の体温の平均値は、脇下検温で36.89℃。
36.6~37.2℃の間に入る人が、全体の68%を占める。
平常時の体温から 0.5~0.7℃ 上がると発熱と定義される。
理想的な平熱は 36.5℃~37℃ で、
37℃ くらいになると、臓器が健康で血行が非常に良い
と語る医師もいる。
日ごろから熱を測って記録しておき、
自分の平熱を知って、健康管理をしよう。
検温中は動かずに、じっとしている。
(1) ワキのくぼみの中央に斜め下から体温計の先端を当てる。
(2) 体温計が体軸に対して30度くらいになるように角度を調節し、
ワキをしっかり閉じる。
(3) 平衡温になるまで、
水銀体温計や「実測式」体温計は10分以上、
「予測式」なら電子音がなるまでじっとしている。