飽食の時代と呼ばれる昨今、

食べたいものはそれなりのレベルで手に入る。

あさりを食した近況から、

生き物を食べる人間として考えたことを書いてみようと思う。

 

あさりは生きたまま調理するから、

なるべく早く楽に死んじゃう調理法がないかと考えた。

調理したら、最高に美味しく食べようと思った。

 

この世界は人間が支配している。

食べたい動物を殺して食べたり、

邪魔な虫や動物や植物は排除したり、

儲けるために山を崩し、海を埋め立て、川の流れを変えたりしている。

 

好き勝手に殺される側になってみたら、とんでもない世界だ

(いや、人間の間でもあるよね)

 

ふだん、食べ物に感謝してなかったな。

お肉を買うとき考えることは、

美味しいもの、美味しいところ、できるだけ安価に・・・。

そんなところだ。

 

命をもらって生きる立場なら、

もらった命に感謝して

その命を引き継ぐ生命体としてまっとうな生き方をしなくちゃなんない。

 

あさりを食べて人生の気づきを得る。

 

時間にゆとりがあると色々考えちゃうね。

忙しい時には目を向けなかったこと、

ちゃんと考えてみたい。