(1544)チャップリンとヒトラー | 羽ばたけ!ウイングス

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子供達が大人になった時に楽しく読んでくれたらいいなぁ…^_^





チャップリン『独裁者』

吉祥寺パルコ

フォーエバーチャップリン

チャールズチャップリン映画祭


去年から鑑賞し始めた

チャップリンの映画もいよいよラストが近づいてきましたが

まさかこんなに感動するとは...


チャップリンってただの

喜劇王かとばかり思っていましたが

第二次世界大戦開戦前のリアルタイムにヒトラーを真っ向から否定するこんなに素晴らしいプロパガンダ作品を作ってたんですね...


世界中で大人気のムービースターのチャップリンと

世界に恐れられる独裁者のヒトラーって同じ年なんですよね

そして

サイレントからトーキー(音声付き)へと変わりゆく映画界で

巧みな演説で国民を洗脳するために

最新の映像技術を利用したヒトラーと

世界に通用するコメディには

言葉はいらないとサイレントにこだわり続けたチャップリン

しかし

ヒトラーの野望を阻止するためには

サイレントでは伝えられないと

トーキーでの撮影を決意します


ドイツの友好国でもあったアメリカやイギリスでは映画制作に反対の動きもありましたが

ドイツがフランスを占領して

第二次世界大戦が始まった事により

ついに映画は公開されます...


映画史に残る

最後の演説は号泣でした...


ウクライナのゼレンスキー大統領が

新たなチャップリンが必要だと演説で訴えるのも

マイケルジャクソンがチャップリンを大好きだった理由も分かった気がします...


世界が平和でありますように...