この質問をすることで、どんな選手も、夢や目標が明確になり、自ら考えて行動することができるようになります。

スポーツでの目標は、多くの場合、似たり寄ったりのモノになります。
ジュニアアスリートの選手は、夢や目標を明確に持っている選手が多い。しかし、目先の行動に目が行き視野が狭くなって、目標が漠然としている選手も少なくはない。

そこで、その目標を達成することが、自分にとってどれだけ大切なのか?
どれだけ、その目標を達成したいのか?
目標を達成するという気持ちを100%に近づけるために、選手の中から目標にどんな想いや意味が隠れてえいるのか引き出していきます。

明日のミーティングで、選手から、自己紹介を含めて、発表してもらいます。
その時に、その場で、私が質問をしていきます。

ポイントは、何を質問するかではなく
・誰が質問をするのか
・安心して本音で話す場をつくる
この2つが大切なんですね。

誰が質問するのかという部分では、
私が、今まで選手の夢や目標を叶えてきたという実績
私が、なぜ、選手の目標を実現させたいのかという想い
これを最初に伝えます。

続いて、場を作る方法ですが
基本的にその場になってみなければわかりませんが
何をいっても承認してくれるという雰囲気づくりを自ら実践する。
つまり、私が、コンプレックスや失敗談などを話すことから始まる。

また、その場で、いいところ探しや承認することを体験することで、場の空気を温めるということをします。

十分にあったまったら、それぞれの目標を発表してもらって、それを全員が承認するようにします。
拍手やいいねーというように表現させます。
一見、強制的のようですが、実は、既にそういう雰囲気はできているのです。

まあ、準備が8で、中身が2って感じです。

それくらい準備が重要なんですね。

選手は、多分、全国大会に出場したいとか
○○大会で優勝したいとか
プロの選手になって、活躍したいとか

結果目標を話すと思います。

そこで、こんな質問をしていきます。

「あなたの夢や、目標はなんですか?」
「その目標を達成したい気持ちは、100点中何点ですか?」
「目標を達成した場面を想像してみてください」
「それは、いつですか?どこですか?どんな場面ですか?何を感じますか?」
「その目標を達成することは、あなたにとって何が大切ですか?」
「その目標を達成した自分はどんな自分ですか?」
「その目標を達成することは、なぜ、あなたでなければならないのですか?」
などなど

その目標を宣言する。
その目標をみんなで応援する。


選手の中からモチベーションを引き出して、エネルギーを高め
さらに、チームの承認や応援から、エネルギーを高める

ここまでで2時間ぐらいかかるかなと思います。

これは、個人の目標を達成するためだけではなく
チーム力を育てる方法でもあります。


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