「お前に愛される資格などない
誰の愛にも値しないんだ」
誰の愛にも値しない
そう言ったあと
娘に抱きしめられたジャンヴァルジャンを観て号泣。
レ・ミゼラブル（BBCドラマ版）の最終回が終わりました。
原作を読んだのは学生の頃だから、たぶん２５年くらい前。
当時の感想としては、頭を殴られたような感動
だけど重すぎるというか、深すぎるというか
咀嚼しきれないというか
これは、人生の中で何度も繰り返し触れていかなくてはいけないと
なんとなく思ったのでした。
その後２０代の頃はミュージカルで５回くらい観た。
３０代ではミュージカル映画版を観た。
そして今回はミュージカルではない重厚なドラマ版。
全８回だったので８時間弱。
盛り上げる壮大な音楽もないし、時間も長いし
ある意味原作の重さ苦しさが1番表現されていたと思う。
とにかくファンテーヌがかわいそうすぎる１・２回目は
観ているのが辛く苦しく、今の引きこもりの精神力では耐えられないと思い
最終回まで録画が完了してから残りを一気に観ました
人間の業というか、冷たさ、意地の悪さ、醜さ、卑劣さが徹底的に描かれ
そして様々な愛、慈悲深い愛、恋に燃える愛、無償の愛が描かれ
正義とは何か、善悪とは何か
生とは何か、死とは何か
ミュージカルも映画もドラマもそれぞれに素敵ですが
どれも原作の全ては描ききれないので
それぞれの製作チームの解釈によりエピソードの割愛、再編集がされています。
人生で一回は触れてほしい物語だけど
私のオススメとしては
「がんばって原作を読破」→「定期的に上演されている帝国劇場のミュージカル観劇」
というコースです。
あの人とあの人が兄弟だったり
あの人は実はあそこの関係者だったり
確かにメインストーリーからは遠い要素だけど
その関係を知っていると
なぜそうなったのか
その結果はどういう意味にもなるのか
とかとか
物語としての深さが変わってくるので
原作を読んでからのミュージカルが鳥肌度というか
魂クラクラ度が違う
ミュージカルの次回は、２０２１年の５月から上演予定ですよ！
今年のうちに原作チャレンジどうですか
最近もミュージカルの役者さんたちによるテレワーク“民衆の歌”が話題になりましたね。
民衆の歌も素敵ですが、One Day Moreも好きです。
「明日にはわかる、神の御心が」
という歌詞にドキッとする。
世界が変わろうとしている今
夜が明けたらどのような神の御心を感じるのでしょうか。
歌詞にドキッとするといえば
エピローグのパートも素敵なんだけど
それは現場で体感して欲しいから動画紹介しないけど
「誰かを愛することは神様のおそばにいること」という一節があって
英語の歌詞は「to see the face of God」であるところを
「神様のおそばにいること」って訳したんだって。
訳者さんもすごい
約２００年前、ヴィクトル・ユゴーの魂から生まれた物語が
様々な人の愛で、いろんな形で繋がれてきて
今この瞬間も人々に勇気と愛を伝えていること自体が壮大な物語。
※ジャンヴァルジャンの運命を変えた銀の燭台
カウンセリングをしていると
ジャンヴァルジャンのように
「自分は誰の愛にも値しないんだ」という
心の叫びをとても感じる。
切り口はどの部門からでも同じ
パートナーシップ
親子関係
仕事
お金
健康・・・
「自分は誰の愛にも値しないんだ」と
自分が自分を思ってるから
だね
という場面がとても多い
自分は愛に値する人だ、と自分を赦して欲しい
な。
今外出は難しいけど
心屋ではオンラインのオープンカウンセリングもやってます。
（私はオンラインやってないけどな）
オープンカウンセリングとは→⭐︎
オンライン日程一覧→⭐︎
皆様からのお気持ち金は赤十字などに寄付させて頂いていて
先日、総額７千万円を超えました。
今引きこもって鬱々としてたり
心がこんがらがっちゃったりしてる人がいたら使ってちょ
近所のラーメン屋さんがテイクアウト始めたので油そば買ってきた！
大将の指示通りに作ったら華やかなおうちランチに！
さすがプロ！
５月もステイホームで頑張りましょう