マスターに通っていると、自分の中の自分に色んな事を質問します。

ワタシは何が好き?
ワタシは何が嫌い?
ワタシがやめたい事は何?
ワタシがやりたい事は何?

・・・いつも、なかなか出てこない。

自分が何が好きなのか、思い浮かばないのって、なんだか残念。

もちろん、なんとなく好きなことはあるよ。

読書だって好きだしー、映画だって好き。

でも年間何十冊も読んでるわけではないし
映画だって年に数回程度。

夢中になって没頭するような
胸を張って好きと叫べるようなナニカを
もったことがない。

と、思っていた。

そしてそれは、人間として魅力に欠けることだと思っていた。

ずっと。

でも、マスターの仲間達と
泣きながら笑いながら
何回も何回も自分に質問する。

ワタシは何が楽しい?
ワタシは何が嬉しい?

・・・そしたら

ついに

発掘しました。

ワタシの中にあったタネ。

物心ついた頃から一貫して存在していた
ワタシの中の“好き”

それは「物語」です。

最初は「絵本」かな
そして「アニメ」「漫画」「本」「ゲームのRPG」「映画」「舞台」・・・
そして「人」

私は色んな物語に触れるのが好き。

・・・あったー!
ないと思い込んでいた“好き”があったー!

ほくほく嬉しくなって
指先まであたたかくなって
寝た。

そしたら明け方目が覚めた。

夢ともなく 
現(うつつ)ともなく

薄明かりの中で降ってきたこと。


「私はこの世界に、ワタシという物語を読みに来たんだ」


冬の明け方のはずなのに、やわらかく暖かくて

「だから大丈夫なんだ」

と深い安心感に包まれた。

ゆく道に山や谷がある時も
私はそれを読みに来たんだから大丈夫。

その山や谷の
色や形、匂い、音、
悲しみに揺れる心、
感動に震える心、

それを読みにきたんだから
それがワタシのやりたい事なんだから

何が起きても大丈夫。

闇さえも避ける必要がないと気づいたら
なんだか安心した。


という、夢を見た。


日常の私はまだまだ揺れる。
ざわざわする心を制御できない時もある。

でも、あの夢の直感を信じて。

このブログを「第○話」にしてるのも、きっとそういう感覚があったからなんだね。

まずはマスター卒業まで
ゆるく真面目に
おいしいもの食べさせてもらいながら
(コバ、いつもありがとう)

楽しくガンバロウ。

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