横須賀線に沿って少し大船寄りに進みます。

またまた右手の丘の上になるのですが、台八幡神社があります。


上の画像で見えている鳥居の右脇に庚申塔が並んでいます。




向かって右側から。

個人的には好きなタイプの一つなのですが。

文字庚申塔で上部に月と陽、下部に三猿、駒型のすっきりタイプ。

文政12年の建立ですが、このテは文政後期に多いかも。


達筆なのは当時著名な方の書なのか、

側面には落款まで彫られています。


同じ形態ですが、こちらは角柱タイプで安政7年の建立です。

間には台座だけのものが…

庚申塔だったのでしょうか?

そして最後は青面金剛庚申塔で元禄3年の建立です。

凛々しい青面金剛です。状態も良いですね。

邪鬼を踏みつけて、「聞かざる」を圧迫…

この邪鬼は正面を向いているのか、身体が見えません。

ここまでで充分堪能していますが、

まだまだ北鎌倉地区の探索は続きます。