東海道線と別れ、横浜新道をくぐった右手に金剛寺があります。


なかなか石造物群を見つけることができなかったのですが、

門を入って左手奥に、

今井城と城主墓という説明板があって、さらにその奥のスペースに並んでいました。

手前の五輪塔が今井城主の墓なのかは、よくわかりませんが、

かなり狭いスペースに比較的大型の石造物が並んでいます。

おまけに、光線の向きが悪い…

一番奥にあるのが、この六臂合掌青面金剛庚申塔です。

しっかり邪鬼を踏みつけています。

残念ながら、建立年は読み取れず…


隣は大日如来坐像を主尊とする庚申塔です。


元禄10年と読めるような読めないような感じですが、

向かって右下、三猿の「いわざる」の上に、「左かまくら道」とあります。

確かに説明板にもこの少し先に鎌倉橋があって、

鎌倉街道が通じていたとの記載がありました。


隣は角度が浅くなっていますが、元禄5年の青面金剛庚申塔です。


手前に見えていますが、青面金剛庚申塔がもう一つ。


光線の向きも悪いですが、状態もあまりよくない感じです。

建立年もわからないのですが、かなり大きめの邪鬼を踏みつけています。


おまけで、

金剛寺の少し北に子神社があります。


拝殿の下の段になるところにあるのが、

背の高い文政7年建立の出羽三山供養塔です。

この後は少し距離はありますが、旭区の桐が作を目指します。