精神症状、その他難治性疾患の意外な要因
アトピー性皮膚炎
慢性疲労症候群
他動性障害
食物アレルギー
自己免疫不完全
動脈硬化
アルツハイマー病
うつ病
食後の異常な興奮
幻想・幻覚・幻聴
自閉症
その他異常行動
最近になって腸内に生息する真菌・酵母菌の過剰繁殖が、代謝障害をはじめ様々な症状の原因になる事が明らかになってきました。
人間の腸内には100種類以上の菌が存在し、それぞれバランスを取りながら一種の生態系を形成しています。腸内細菌は大きく分けると人間に対して有益かどうかで「善玉菌」と「悪玉菌」に分けられます。
有害な菌のなかには、ドーパミンやノルアドレナリンに似ている神経伝達物質を作り出すものが有ります。腸内細菌のバランスが乱れこのような菌が過剰に繁殖すると、脳や身体に悪影響を与える可能性が考えられます。
悪玉菌の増殖などによって腸管免疫が低下すると腸壁が損傷する事があり、損傷した場所から比較的分子量の大きなペプチドなど、通常吸収されるべきでない未消化物が血液中へ吸収されていきます。
これらは栄養素として消費されず、体内に残る異物として免疫反応の対症となり、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因になると考えられます。
また麦や乳製品から生じるペプチドが脳内に到達し、ある受容体と結びつくと脳の興奮を引き起こし、様々な症状の原因になると考えられます。
腸内環境が悪化する原因としては、食事・栄養バランスの乱れ、ストレス、遺伝的要因の他、抗生物質の多用が腸内細菌の生態系を崩してしまう事などが挙げられています。ここでも症状を抑えるための投薬がさらに深刻な状況を招く可能性が指摘されます。