久々の更新は歌舞伎で
いい舞台を観ると
元気がもらえますね
こずえみどり
カウンセラー
オイリュトミストです。
7月から体調不良のため
ライブビューイングオペラも
シネマ歌舞伎もご無沙汰で
やっと観られたのが
仁左衛門と玉三郎の
御園座での舞台なんて最高ですよね
2人のコンビでは
名古屋には来ないと思って
4月に歌舞伎座まで観に行ったので
なんと、今年は2回も
生で観ることができました。
今回の演目は四谷怪談
有名なお岩さんのお話
知ってるようで知らなくて
イメージしてたストーリーは
いろんな怪談の話が混ざってて(笑)
舞台を観て
こういう話だったのか…と納得
お岩さんは
旦那さんに毒を盛られたと
思っていたし
(実際は孫娘を嫁がせようとした
金持ちのおじいさん)
お岩さんが「うらめしや」と
現れる幕切れは
旦那さんだけに向かうのではなく
嫁いだ孫娘にもとか
(これはサラッとやったけど
なかなか怖かったです)
お岩さんの他に
もう1人化けて出る人がいたとか
驚きの連続
日本人なら
一度は正しい四谷怪談を
観といた方がいいかも
舞台も暗かったし
衣装も地味だったけど
お岩さん(玉三郎さん)の
立ち方や着物が
まさに上村松園の描いた
生き霊のようだったし
地味に見えて
玉三郎さんの台詞回しも
とても上手かったに違いないと
思うのです
(当たり前のようにやっていて
サラッと通り過ぎちゃうんですよね)
仁左衛門さんの
啖呵を切ったり脅したり
あの口調が
私はたまらなく好きで
堪能しました。
言葉を一言も
発していないけれど
言葉以上に
伝わってくるものがあって
すごいなぁ
ということで
元気をもらって帰ってきました。
華やかな衣装をつけた
玉三郎さんが
観たかった気もするけれど
今回みたいな
暗くて地味なものこそ
技量が光るのかも
しれませんね。
さあ、次は
何が観られるかな。
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