題名は聞いたことが
あるけれど
観たことがないオペラの一つ
「ファルスタッフ」
シェイクスピアの
「ウィンザーの陽気な女房たち」
を基に作られたとは
知りませんでした。
「ウィンザーの陽気な女房たち」も
実は題名しか知らなかったことに
気が付く始末(汗)
こずえみどり
カウンセラー
オイリュトミストです。
metライブビューイングオペラ2022-23
第6作ヴェルディ作曲「ファルスタッフ」
老騎士ファルスタッフは
懐が寂しくなったので
金持ちの人妻を口説いて
金づるにしようと
二人に同じ恋文を送るけれど
同じ文面だと気づいた二人から
懲らしめられて
川に落とされてずぶ濡れ
ここで休憩があったのですが
ここまでで
結構完結した感じがあって気が緩み
あろうことか
後半に入って記憶が途切れて
いました…
後半の始まりは
川から上がったファルスタッフが
ブツブツ文句を言いながら
馬小屋で熱いワインを飲んでいて
(本物の馬が草をムシャムシャ
食べていました)
次に気が付いたら
暗闇の公園の中で
しばらくしたら
ファルスタッフが皆に突つかれて
転げ回っていました
あらすじには
二人はもう一度
ファルスタッフを懲らしめるために
真夜中の公園で
逢引しようともちかける
と書いてあったので
そういうやり取りが
あったのでしょうね…
衣装や髪型は1950年代らしく
私にとっては
若い頃のお母さんの写真で見た
古いような懐かしいような
服や髪型
あんまりヴェルディらしくないな
「椿姫」みたいな
華やかさが無いと思っていたら
最後にパーティの
華やかな場面があって
これぞヴェルディと
満足して帰ってきました。
ヴェルディ79歳の
最後のオペラだそうで
人生の最後に
喜劇のオペラをということで
作曲されたそうです
確かにヴェルディというと
悲劇のイメージですね。
主役が男性だからか
観に来ていた人は
年配の男性が多く
客席も割合と空いていて
有名なアリアが
ある訳ではないけれど
女性4人の重唱が
とっても素晴らしかったので
なんか勿体ないなぁと
思ってしまいました。
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