K音楽大学でボディテクニックという授業の授業補助をしています。ピアノを弾く仕事です。音楽大学でピアノを弾くって、まるですごいピアニストみたいだけど、音楽大学では、本当のピアニストの人たちは教えています。学校でピアノを弾くお仕事をしているのは、もっぱら「授業補助」という人たちです。私たちは学内では教員と呼ばれています。大学内ではピアノを弾く仕事がいっぱい有って、ぱっと思いつくのはオペラや重唱の伴奏者でしょう。私は、もっとマイナーな仕事です。「ボディ・テクニック」という平たく言うと「音楽家の体作りの」クラスです。音楽を演奏したり創ったりするのに、健全で無理の無い身体の使い方を日常とする事は大切です。大学ではバレエダンサーで振り付け師の先生が動きの素人相手に懇切丁寧に授業をしています。元々は「リトミック専修」のための必修で身体表現の基礎訓練として始まりましたが、学内の授業体制が変わって,どの教科のの人も一般授業として受けられるようになりました。

前置きが長くなりました。昨日の事ですが、授業中にお菓子を食べ始める学生がいました。この人達は
リトミックコースの3年生です。身体表現には興味があるのでしょうが、演奏科や音楽デザインの人達を差し置いて、活発というよりは悪目立ちしていていることがあります。この一集団がクラスの小休止中に(動いているので、授業中に水分を取る時間をもらっているのです)せんべいを食べだしたのです。閉め切って暖房しているので、臭いも籠ってほかの人の迷惑になるし、だいたい先生や一緒にクラスを取っている人にも失礼だと思いました。

振り返ると、自分自身も一人だととても出来ない事が、団体だと気が緩み非常識な事をすることがあります。昔は、おばさんの専売特許といわれていました(笑)若い人もやってしまうんですね。自身の事として気をつけようと思いました。若い人なら注意もしてもらえるけど。いいトシをしたおばさんがしたらば存在自体が粗大ゴミになってしまいます。(泣)
お子様の体験レッスンで,時々付き添いの保護者の方(たいていはお母様)が、「とりあえず、ちょっと弾けるようになれば,いいんです」と言われることがあります。これから苦労をして教えて,ちょっと弾けるようになったらおしまいなのか・・・といきなりテンションが下がりそうな一言ですが、『ちょっと弾ける』はそれぞれの基準なので、『音楽学校に進学するつもりは無いですが』位のニュアンスで実は教育熱心なお母様の場合もあります。うわべの言葉で判断出来ませんよね。

音大のピアノ科に進学しても「卒業が目的です」とこれまたがっかりするような事を口走る人もいます。
学費と下宿代と帰省費年間200万円を下らないお金を捻出している親御さんの気持ちを察するにあまりあるのですが、その心境にたどり着いた人生(20年足らずですが)を考えると意外と重いものがあります。
一方、音大のピアノの先生の中には、自分とのギャップが大きすぎて「なんで私のようなものが下らない学生を教えなければならないのか」と学生につらく当たる人もいますが、それもまた責められないですよね。

教師、生徒さん、保護者様、が三位一体だとうまく収まるのですが・・・

思いもかけず看護士の生徒さんから「先生の仕事は看護士の仕事とそっくり」と言われたことがあります。
『患者さんの望みVS介護する家族』に挟まれながら看護する側からの理想を伝え実行するのは,かなり難しいんだそうです。

・・話が横道に逸れましたが、生徒さんの希望VS親御さん(&お祖母さん)のバランスを取りながら
教えるのは,結構大変ですね。
東京都でピアノ関係の仕事をしています。
それほど劇的な生活をしている訳ではありませんが、
日々の徒然を書こうかな、と思っています。

よろしくおねがいします。

ただ今、夏休みだけお休みの生徒さんがいらっしゃたり、勤務している音大も夏期休業中。
ピアノ教室の発表会も先月終わって、ちょっとゆとりのある生活を送っています。

これで暑くなければ・・・・