● ピアノに触れることで感性を磨くことができます。
こんにちは！森山美紀です。
日常生活の中で手指はよく使う部分ですが、ピアノを弾くことにおいての使い方は、だいぶ違いがあります。
また、ピアノに直接触れるのは手指のほんの一部分ですが、ピアノを弾くためには全身を使う必要があります。
弾くことに一生懸命になったり、うまくいかない部分を練習していると、指にばかり意識が向いてしまいがちです…。
また、ピアノという楽器はとても大きく、楽器と寄り添いながら音を生み出していくのは至難の業です。
だからこそ、全てがうまく融合し満足できる演奏ができた時の喜びは、かけがえのないものとなります。
今回は、ピアノに触れたり弾くことで感性を磨くことができるというお話です。
音楽を演奏する楽器はたくさん種類があります。
その中のごく一部の楽器では、練習から発表会またはレッスンまで一貫して自分の楽器を使うことができません。
その典型的な楽器がピアノではないでしょうか。
「ピアノ」と呼ばれるものの中には、大きく３種類のものがあります。
グランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノです。
同じ形のものでもピアノにはそれぞれ個性があります。
形が変わればなおさらです。
だからといって、ピアノを練習するすべての生徒さんがグランドピアノを持つことは難しいですよね…。
住宅事情などもあり、電子ピアノも多く使われています。
♪♪♪
レッスンでの一コマです。
昨年夏、私が学生時代から苦楽を共にし、たくさんの生徒さんに音楽の楽しみを与えてくれたピアノにお別れをし、新しいピアノを迎えました。
その後、生徒さんにはピアノが変わったことを告げずに、レッスンをしました。
新しいピアノと言っても新品のものではなく、今では貴重な象牙の鍵盤のピアノです。
ピアノの前に座ったAさん、「？？？」何かいつもと違うと感じたみたいです。
指から伝わる感触、出てくる音色に初めは戸惑い気味でしたが、弾き続けるうちに慣れてきたようでした。
いつも練習している楽器、レッスンで弾く楽器、発表会で弾く楽器。
楽器が変わると、音の出方や音色、弾く感覚が変わります。
これは、Aさんだけの特別な事例ではありません。
日常生活の中でも、想定外のことに出くわすことがよくあります。
そんな時に、ピアノの演奏で経験したことが生かされるでしょう。
ピアノを弾くことは、自分の指の感触、耳、脳など身体全体を使って音楽を表現します。
そして、自分の思い通りの演奏ができたとき、この上ない充実感、達成感を感じることができます。
その様な気持ちをぜひピアノを通してたくさんの方に味わっていただきたいと思います。
体験レッスンを随時受け付けております。
体験レッスンのお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ
教室には伴南、石内北、大塚、伴、五月が丘などから生徒さんが通ってくださっています。